高齢者の冬場のとじこもり防ごう 大樹会・若浦地域包括支援センター 「お達者大学」を田井など4カ所で開講 来年3月まで 健康、認知症予防講座など【舞鶴】
投稿日時:2011年11月11日(金)
高齢者の冬場のとじこもりを防ごうと、社会福祉法人大樹会の若浦地域包括支援センターが、11月から来年3月までの期間、若浦校区の四カ所で「お達者大学」を開講する取り組みを始めた。各地区の集会所などを会場に、健康や食事、認知症予防の講座など様々なプログラムを予定している。途中からでも参加できる。寒い冬の間、家で過ごす時間が増える高齢者から、筋力の低下や認知症の相談が春になって多く寄せられるため、冬季に集まることができる場をつくろうと、同支援センターが管轄する若浦校区の65歳以上を対象に市内で初めて実施する。開講する地区は、三浜が第1、3火曜日▽大丹生が第2、4火曜日▽野原が第1、3金曜日▽田井が第2、4金曜日。11月から来年3月までで、8~10回程度。初回は入学式を行った。時間はいずれも午前10時~午後3時ごろ。この時間帯に自由に出入りでき、近隣の地域からも参加できる。講座内容は健康体操、口腔講座、悪徳商法などの啓発講座などで、栄養士や社会福祉士などが講師を務める。血圧測定などの健康チェックもあり、昼食(500円)を挟んで午後からカラオケなどのレクリエーションを楽しむ。また、特技や趣味などを持つ地元の人の話や、参加者での料理づくりなども計画する。同支援センターの柴田崇晴センター長は「地域の皆さんと顔見知りになって、気軽に相談してもらえる機会にするとともに、ここに来られていない方の健康状態にも注意を向けていきたい」と話す。昼食の準備のため事前申し込みが必要だが、昼食がいらない場合は当日参加もできる。
【問い合わせ】電話64・0086、若浦地域包括支援センター
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