市場に活気−漁業・農業 舞鶴で初セリ
投稿日時:2017年01月10日(火)
下福井の京都府北部地方卸売市場と下安久の京都府漁協舞鶴市場で5日、初セリが行われた。会場には舞鶴を代表する新鮮な野菜や魚介が所狭しと並び、独特な掛け声と目にも止まらぬスピードで仲買人たちが次々とせり落としていった。農産物の初セリでは、天候不順で例年より数が少なったが、大根やほうれん草、イチゴなど50人が丹精込めて手掛けた15品目が並んだ。地場近郷野菜室地場産担当の今田寿孝さん(65)は「正月ならではのご祝儀相場といううこともあって、普段より高い値が付いた。長雨で不作だったが12月あたりから良くなってきて今年もおススメの出来です」と語った。一方の魚介類は水揚げ総量は例年並みの約71トン。冬のご馳走「鰤(ぶり)」は53本あがり約460キロ。競り値の最高は1キロ当たり3000円となった。このほか、ブリの幼魚「つばす」が2万5000キロ、カタクチイワシ3万3000キロ、サゴシは1800キロ、イカ類は1600キロだった。市内で飲食店を営む「浮舟」の舩本哲男さん(52)は「全体的に少ない印象。鰤も少なかった。見た中ではよこわ(マグロの子ども)が良かったですね」とプロの目を光らせた。今年も当地が誇る味覚が街ににぎわいをもたらしそうだ。
-
-
2022年10月07日
小浜線開業100周年
100人超えで大掃除・ 老若男女が汗流す
-
-
2022年09月30日
倉谷の大泉寺
お地蔵さま“水浴び”
年に一度のリフレッシュ
-
-
2022年09月09日
秋到来 黄金のひと時
南野陽子さんら舞鶴の里山を満喫
室牛地区の水田で
市民ら稲刈り作業で親睦深める