街を守る 安心安全の要 -舞鶴警察 寒中訓練納め式-
投稿日時:2017年01月31日(火)
舞鶴警察署東庁舎で1月27日、同月12~26日の間に行われた同署の寒中訓練の納め式が行われ、参加した署員らは新たな決意を固めた。同訓練は警察官の体力・気力の錬成を目的に実施されている。当日は、通常点検を行った後、同署内にある道場で剣道・柔道の勝ち抜き試合を実施。剣道では怒声にも似た気合の入ったかけ声とともに、署員たちが激戦を繰り広げ、鋭い剣技で徳永直樹巡査長が頂点に立った。柔道では四都市体育大会で舞鶴市代表も務める大江恭平巡査が圧巻の試合運びで制した。演武では少林寺憲法世界大会組演舞男子4段以上の部で準優勝に輝いた交通課の藤田剛史巡査部長(36)と警務課の松本雅弘巡査(25)が護身術を取り入れた少林寺を披露。実際の犯行現場等を想定したシチュエーションで繰り広げられる工房に警察官らは真剣なまなざしで見つめた。普段は西舞鶴駅の交番に所属、今回紅一点で剣道に参加し1勝を挙げた遠山芽依巡査(23)は「現場では男も女も関係ありません。男性に負けない力や精神力を身につけなければならない。今日は改めて訓練の必要性を感じることができました」と汗をぬぐった。森健次舞鶴警察署長は「警察官はどのような現場でも対応しなければならない。寒中訓練を通して、士気を高め精神力を養うこと、また厳しい訓練を共に行うことにより、仲間との団結力を強めてほしい」と語った。粉雪舞う中、パトロールを行う姿。昼夜問わず街を見守る姿。一人ひとりの存在が安心安全の要である警察官。市民を守るため、日々の訓練に終わりはない。
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