心を洗い 心を磨く “便教会” 記念すべき100回目
投稿日時:2017年04月04日(火)
3月25日、城南中学校北校舎トイレで第100回目の便教会が行われ、市内外から12人が参加した。北校舎は35年が経過しており市内で最も古く、今年の夏から改修される予定だ。集まった参加者はそれぞれ自己紹介をした後、同会代表の竹部義弘さんから挨拶と掃除の流れが説明された。寒さは緩んだといえ、早朝の気温はまだ低く、水は冷たい。参加者はサンドメッシュやたわし、スポンジなどを持ち便器に向かい、もくもくと丁寧に汚れを落とした。便器が終わると、床や換気扇に移り、トイレ内の汚れを落としていった。48年前に同校を卒業したという市田省三さん(64)は今回初めて参加した。「みなさん大変熱心にされている。トイレに限らずどんな場所でも綺麗になっていくのは気持ちがいいです。次回も参加してみようと思います」と感想を語った。掃除が終わると、交流会がもたれ、初期からの参加メンバーたちは8年半に渡る思い出を話した。竹部さんは100回全てに参加、「8年半前からずっとしていました。2、3人の少人数での時もありました。100回目を終えて、気持ちを同じくする人と一緒にするということが、こんなに楽しいものなのだと思わせて頂いた」と達成感と共に、改めて気づいた感想を述べた。便器を磨き、心を磨き続けた8年半。会のメンバーには充実感と達成感、連帯感が溢れていた。次回101回目の便教会は来月予定
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