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犬や猫とのふれあいで心の癒し与えて

犬や猫とのふれあいで心の癒し与えて

投稿日時:2017年07月04日(火)

 人と動物とのふれあい活動をするボランティアグループ「ハーモニー」(飯田弘子代表、12人)。福祉施設などの利用者に、動物とのふれあいを通じて笑顔やぬくもりや命の大切さを伝えている。全国の獣医師らを中心とした(公社)日本動物病院福祉協会が人と動物とのふれあい運動(CAPP)のボランティア活動を提唱し、昭和61年にスタート。舞鶴でも平成6年から獣医師や愛犬家の市民らが「ハーモニー」を設立した。以来23年間に渡り活動している。現在は主に市内4ヵ所の福祉施設への巡回訪問(月1回)や、様々な啓発活動をしている。第4月曜の6月26日は「介護老人保健施設アザレア舞鶴」の日。同施設へは10年ほど前から訪問活動をしている。ハーモニーのメンバー8人が愛犬や愛猫を連れて同施設入口へ着くと、およそ45分間動物たちとのふれあいが始まる。(=写真)すぐに犬を撫で始める常連の利用者や、恐る恐る猫に触れる利用者、一緒に施設内を散歩する利用者などふれあい方は様々。毎回参加する人や少しずつ触れるようになる人もいる。昔は動物が嫌いだったが、ハーモニーの訪問で動物が好きになった利用者もいる。利用者の普段見せない笑顔に施設の職員が驚くことも少なくないという。飯田さんは「動物は人と人との壁を一瞬で溶かします。今まで怒っていた方を一瞬で笑顔にします。そのふれあいの力は人では真似できません。また、利用者だけでなく職員の方にも触れて、ストレス発散して欲しい」と話す。訪問は利用者の数と動物の数が合わないと、参加者全員に平等にふれあうことが出来ず、集まるメンバーが3人以下だと活動出来ない。「なんとか、メンバーの都合をつけて調整しているが、活動出来ない日もあります」と飯田さん。現在「ハーモニー」は参加メンバー募集中。「特別な訓練は必要なく、動物が好きで人が好きな方なら誰でも歓迎です。興味ある方は見学をして欲しい」と参加を呼びかける。興味のある方は右記まで。 [問い合わせ] 電話 0770・63・4889 飯田さん。

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