最後の大会 稽古に汗~東高剣道部 内海さん
投稿日時:2018年05月29日(火)
東舞鶴高(中道浩校長)3年で剣道部の内海友里さん(17)が、4月28日に開催された全国高校総体(インターハイ)両丹予選会に女子個人の部で優勝した。同大会では昨年に続き2連覇。来月、京都市で開かれるインターハイ京都府予選会を控え、部員らとともに練習に打ち込んでいる。内海さんは2歳年上の姉の影響で小1から竹刀を握った。剣道教室に通う一方、小3でピアノも始めた。一時期、ピアノに力を入れたくて剣道から離れていたが、姉の背中を追うように再び剣道を開始。その後は現在に至るまで技をひたすら磨いてきた。「練習は辛い時もあるけど、部員の皆がいるから頑張れる」と内海さん。現在部員は12人。マネージャーを除けば共に竹刀を交わせる女子部員は後輩1人。内海さんの心の支えの1つだという。2年の秋田千尋さん(16)は「普段は優しくて面白い先輩だけど、部活や試合では一変して強い。かっこいいです」と信頼を寄せる。昨年の冬からはスランプが続いた。勝てない試合が続き、自分の持ち味が分からなくなった。技術面よりも、メンタルの弱さが大きかったという。顧問の指導のおかげで、なんとか春頃から自分の剣道を取り戻せた。「剣道は気迫がすごく重要だけど、私は少し弱い所があった。でも、自分が先に攻める流れがつくれた時は、自分の強さが活かせる」と内海さん。6月2、3日に京都市で開催される府予選は、昨年女子では36校が出場。100人を超える出場者が全国大会をかけて争う。女子個人の部はベスト4入りで近畿大会への出場権を獲得。優勝者と準優勝者の2人のみが全国大会への出場権を獲得する。内海さんは「今年で高校最後の大会。1回戦目から1番良い状態の剣道が出来るようにしたい。1つでも上にあがれるように頑張ります。出るからには勝ちたい」と力を込めた。金田吉孝顧問は「学年が上がるごとに着実に技が鋭くなってきた。女子が少ないなかでよく頑張ってきた、最後の試合、結果を出して上に進んでほしい」と話した。
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