記念歌会で節目を祝う~「舞鶴五行歌の会」
投稿日時:2018年06月19日(火)
「舞鶴五行歌の会」(小谷要一代表)が一周年を迎え、5月9日に森のとけい=上安=で記念歌会が開かれた。近畿圏内や東京から14人が参加し、記念すべき節目を祝った。五行歌は昭和32年に草壁焔太氏によって考案された新形式の短歌。5、7、5、7、7の句形から脱し、自分の気持ちを素直に表せる自由な詩形をとつくられた。詩は五行で、一行は一句を意味し、改行は言葉や息の区切りで付ける。一行に含む字数や内容に制約は受けず、誰でも気軽に思いを詩で表現できることから急速に広まった。24年前に東京で「五行歌の会」が創立。現在は全国で約130の歌会が発会され、会員数は約1000人。愛好者は20~30万人いるという。京都市内では6つの歌会があり、府北部では昨年5月に小谷代表が初めて会を発足した。月一回の歌会を始め、刊行誌への投稿や本紙にも投稿するなど活動の幅を広めている。歌会は、無記名で提出された歌に、1人9点の持ち点から最高3点で点数を振り分けていく。作句者を明らかにする前に、高得点を付けた人が、感想や歌に込められた独自の考察を述べていった。昨年7月に入会した関白さんは「他の方の歌を見るととても上手でかなわない。五行歌は自分で思ったことを自由に表現できる所に魅力がある。でも自由だからこそ深さもあり楽しい」と話した。小谷代表は「昨年5月に発会し1年。4人でスタートした会員も1年前に1人、半年前に1人と増え6人で月に1度の歌会を開催しています。今回もきんきサロンをはじめ、堺泉北、本部の事務局からも祝福に駆けつけてもらい賑やかな1周年歌会となりうれしい」と喜んでいた。
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