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中舞鶴小 ”舞鶴” 全国にPR

中舞鶴小 ”舞鶴” 全国にPR

投稿日時:2018年07月20日(金)

 舞鶴を全国にPRする知恵を出し合っていた中舞鶴小(高田裕志校長)6年生が2日、舞鶴を元気にするアイデアを発表する「舞鶴PR会議」を開いた。堤茂副市長をはじめ市役所職員や舞鶴署、北都信金、PTAなどを招き、児童らが考えた企画などを発表。大人たちからアドバイスや協力を求めた。石黒健太教諭が担任する6年1組では、総合的な学習の一環で、自身で課題を見つけ、問題を解決する学習に取り組んできた。学習を進めていく中、児童たちは「舞鶴を元気にしたい。全国にPRしたい」と考えるようになり、「観光地の知名度の低さ」「治安の悪いイメージ」などの課題を見つけ、それに対する企画を考えてきた。児童たちは▽舞鶴の観光名所を活かしたPR▽コマを使った防犯▽万願寺甘とうを使ったPR▽交通安全・防犯の取り組みの4つについてグループに分かれて学習してきた成果を発表した。また、新聞社やNHKに取材を依頼。会議の様子や児童の思いを発信した。舞鶴の観光名所を活かしたPRでは、五老スカイタワーや吉田のしだれ桜など舞鶴の観光名所を模造紙に記した地図などで紹介。共楽公園に遊具を増やすことで、大人と子どもを呼び込みたいと説明したり、ゴミ拾いイベントを提案した。また、赤れんが配水池をワインセラーにすることで、名産の1つにするアイデアなどを発表。また、“インスタ映え”する名所の写真大会などはどうかと投げかけた。コマを使った取り組みでは市内在住の画家・稲岡博さんと制作した「3年Bコマ」を活用した詐欺の防止を寸劇で披露。「振り“コマ”ない」と書かれたコマをATMに設置し使ってもらうことで、オレオレ詐欺などの防止に役立つとアピールした。続いて万願寺甘とうの立食パーティが開かれ、交流しながら発表の感想を聞いたり、アドバイスを求めていた。谷弥鈴さん(11)は「子どもと大人の目線では価値観が違うと感じ、勉強になった。発表は緊張したけど、意見が聞けてよかった。これからの総合学習でいかして、舞鶴の観光名所を全国に広げたい」と話した。堤副市長は「舞鶴のよい所、悪い所を自分たちの目で見ることで愛着をもってもらえると思う。まちづくりは、行政だけでなく、色々な方との連携が必要。今日の会議も多くの方と一緒に参加することができ、こちらも大変よい経験ができた」と話した。

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