ねんりんピック 開催間近
投稿日時:2018年10月19日(金)
《将棋》山口則夫さん(62) 《将棋》江上裕一さん(61)
全国の60歳以上を対象としたスポーツと文化の祭典「ねんりんピック富山2018」が11月3~6日にかけて富山市などで開催される。京都府からは150人の選手団が派遣され、舞鶴からは《卓球》時岡重信さん(70)、《弓道》福田登紀男さん(65)・宇田安彦さん(63)、《将棋》江上裕一さん(61)・山口則夫さん(62)が出場する。大会が迫るなか、舞鶴の代表5人を取材した。
大会は昭和63年から開かれ、今年で31回目。正式名は「全国健康福祉祭」。卓球やテニス、弓道、剣道などの「スポーツ交流大会」10種目。水泳、グラウンド・ゴルフ、ボウリングなどの「ふれあいスポーツ交流大会」12種。囲碁、将棋、俳句などの「文化交流大会」5種の計27種目が実施される。60歳以上の各都道府県・政令指定都市の代表が出場し、毎年約1万人の選手・役員が参加し、開催期間中は美術展や健康関連イベントも多数開催される。
【卓球 時岡さん】
卓球から唯一参加するのは南田辺在住の時岡さん。中学からはじめ高校ではインターハイへ。社会人としても卓球を続け、舞鶴、綾部で週4日練習に励んでいる。北部オープン7年連続優勝記録を樹立したベテラン。大会出場は初めて。
「他チームのレベルが分からないが、府チームのメンバーは良く知る人たち。出来るだけ上を目指して勝利に貢献したい」
【弓道 福田さん】
昭和63年の京都国体で、綾部で行われていた弓道会場を見に行ったことをきっかけに平成3年から始めた。弓道歴27年。東舞鶴公園弓道場で週3~4日練習に励んでいる。大会出場は初めてに加え、監督兼コーチ兼選手として大役を担う。
「監督も兼ねるので大変だが、他県の選手たちとも交流を深めたい。試合ではケガや事故がないように大会に挑みたい」
【弓道 宇田さん】
これまで数多くの武道を学んできた。自分の精神のみと戦う世界に入ろうと平成9年から弓道を始めた。弓道歴21年。東舞鶴公園弓道場で週4日練習に励む。大会出場は2回目。
「初めての出場では予選落ちだった。京都府チーム力を合わせて決勝に進みたい」
【将棋 江上さん】
父の影響で小学1、2年の時に将棋を覚えた。一時期、将棋の世界から遠ざかっていたが、40代で再び将棋を指し始めた。大会出場は初めて。将棋仲間に進められて京都府予選にエントリー。見事優勝を勝ち取りねんりんピックへの切符を手にした。
「全国の強豪たちと対局できるのは楽しみ。府予選での調子をそのまま持っていきたい。出場するからには優勝を目指したい」
【将棋 山口さん】
小学6年で将棋を覚え、中学2年の時にマナイ商店街内にあった将棋道場の門を叩き本格的に将棋の道へ。
大会出場は初めて。京都府予選では江上さんに続き準優勝に輝いた。日本将棋連盟舞鶴支部長。市内で子どもたちに将棋の楽しさを教えている。
「初めての出場なので感じが掴めないが、大会は団体戦。チームワークで予選突破し決勝に進みたい」
(井上 務)
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