6歳の山下さん アジア大会で金字塔
投稿日時:2019年01月25日(金)
「第20回ショパン国際コンクールinASIA」(同組織委員会主催)の幼児部門で、市内のピアノ教室に通う山下紗里さん(6)が金賞に輝いた。山下さんは「金賞が取れて自信がついた。将来はピアニストを目指したい」と笑顔を見せる。
同コンクールは、国際レベルの優れた演奏家を発掘・育成することを目的としている。これまで国内外で活躍するピアニストを多く輩出してきた。昨年秋に行われた地区予選と、全国大会(1月3日~11日)を経て最終審査であるアジア大会(9日~14日)が、昭和音楽大学=東京=で開催。最終審査を通過した約60人の中から金賞24人の1人に選ばれた。山下さんは1歳の時より、楽しく音楽と触れ合いながら基本的な音楽能力を伸ばす音楽教育体系、リトミックを学んできた。3歳からは市内でピアノ教室を開いている母の晃代(あきよ)さんと一緒にピアノを始めた。年少から「カワイこどもピアノコンクール」や「ピティナ・ピアノコンクール」に出場し入賞してきた。昨年のピティナでは西日本京都大会でおしくも優秀賞(2位)で、上位大会の出場権を逃した。そのほか、昨年末に「カワイうたのコンクール」にも挑戦。京都大会で入賞し、4月に大阪で開かれる関西大会に出場する。今回のコンクールは1年前から滋賀県でピアノを教わる甲斐環先生の勧めで初めて挑戦。地区大会では「モーツァルト:メヌエット ヘ長調 K2」、全国大会とアジア大会では「J.S.バッハ(ぺツォールト):メヌエット ト長調 BWV.Anh114」を弾いた。山下さんは「緊張したし自信はなかったけど、上手に弾けた」とアジア大会を振り返り、指導する晃代さんも「きちんと弾けていた。今まで練習してきた成果が出た」と評価する。ほぼ毎日、晃代さんと教室で練習するという山下さん「練習は好き。上手に弾けた時が楽しい。これからも色々なコンクールに挑戦したい」と目を輝かせた。晃代さんは「絵本や歌なども好きで何かを人に届けることが好きなのだと思う。今は自分の好きなことを伸び伸びと楽しんで欲しい」と見守っている。
(井上 務)
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