野菜の苗販売 地域住民らにぎわい
投稿日時:2019年05月14日(火)
舞鶴支援学校による野菜の苗販売会がこのほど、同校広場で行われ、地元住民など多くの市民が訪れた。平成17年から始まり、毎年春と夏の年2回開催。今年で15年、29回目となる。地元では恒例の行事として定着し、住民らの楽しみになっている。販売されたのは、万願寺トウガラシやピーマン、トマト、キュウリなど11種類、約3500本の苗が販売ブースに並び、高等部46人が接客などで来場者に対応していた。販売が始まると、「いらっしゃいませー」と生徒たちの呼び込みの声が響き、訪れた人は苗を入れるケースを片手にそれぞれ目当てのブースへ足を運んでいた。目当ての苗をさっそくケースに入れる人や、じっくり1つずつ選ぶ人など販売場は大にぎわいだった。また、生徒によるお茶サービスコーナーも設けられ、買い物後のひと時を楽しんでいた。ナスやオクラなどの苗を購入していた60代の女性は「初めて来たが、みんな声をかけ合い元気いっぱい接客していました。一生懸命育てたい」と話していた。万願寺トウガラシのブースで販売を担当した高等部2年の梅川悠快[ゆかい]さん(16)は「多くのお客様に買って頂きうれしかった。接客もきちんと出来てよかった。立派に育ててほしい」と話していた。
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