日星高レスリング部 全国へタックル
投稿日時:2019年07月23日(火)
日星高校レスリング部の男女2人がともに全国大会(インターハイ)の出場を決めた。市内の高校からレスリング競技で全国大会へ出場するのは男女とも初めて。2人は「多くの人たちに支えてもらえて今がある。全力でプレイして、一回戦突破を目指したい」と口をそろえる。
玉名市総合体育館(熊本県玉名市)で29日から8月1日まで開催されるインターハイに出場するのは、1年の池田拓人さん(15)と、3年の水谷瑞月さん(18)。池田さんは、小1から柔道を習っていたが、いとこから誘われ、小5の時に舞鶴レスリングクラブに入部。練習を重ね、翌年には全国大会に出場。中学でも全国3位になるなど活躍した。レスリングが強い網野高や海洋高への道もあったが、「地元でレスリングをやりたい」と日星高校に進学。五輪メダリストを育てた三村和人監督のもと練習に励んできた。6月に網野高校であったインターハイ京都予選大会で見事優勝。続いて滋賀県であった近畿高校選手権でも男子51キロ級で見事優勝、シード権を獲得した。池田さんは「まだ1年なので思い切って試合に挑みたい。周囲も応援してくれているので、期待に応えたい」と意気込みを述べる。水谷さんは、小4から柔道を習いはじめ、中学では府内3位の実績を持つ。看護師を目指すために、実家の京都市から離れ日星高校に進学。三村監督に誘われレスリング部に入った。5年課程で国家資格を目指す看護科の勉強とレスリングの両立は難しく、挫折しそうになったが、「妥協はしたくない」と続けてきた。6月に滋賀県であった近畿高校選手権大会47キロ級で2位になり全国大会への出場権を手にした。水谷さんは「全国は初めて。大きな舞台に立てるのはとても光栄。親にも心配をかけたりしたので恩返しできた。強い気持ちで試合に挑みたい」と力を込める。レスリング部は4年前に発足。水谷さんは2期生になる。三村監督は「4年目に入り、誰も届かなかった全国に、男女合わせて初めて行けることはうれしい。池田選手はまだ1年。この試合を今後に繋げ、さらに伸びてほしい。水谷選手は最後の試合。堂々と悔いのない試合をしてほしい。引退してもレスリングやスポーツに関わり、アスリートの気持ちが分かる看護師になってくれれば」と話した。
(井上 務)
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