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異文化に触れ 歴史に親しむ

異文化に触れ 歴史に親しむ

投稿日時:2019年09月27日(金)

甲冑を身につけ写真に納まる参加者

 ICOM(国際博物館会議)京都大会2019(1~7日)が開催された一環で、エクスカーション(視察旅行)の一行が6日、舞鶴市を訪れた。引揚記念館、赤れんが博物館などを見学したあと、田辺城跡において資料館や庭園の見学や茶席、甲冑の試着を体験した。会場では、日星高校の生徒18人が通訳と体験補助のボランティアとして参加、充実した時間を過ごした。出迎えを受けた40人のエクスカーション参加者は四つの班に分かれ順次見学、体験を楽しんだ。甲冑の試着体験ではアメリカをはじめ、ドイツ、オランダなど各国からの参加者がボランティアの補助を受けながら甲冑を身に着け、白壁を背景にポーズを取り「オー、クール!」などと歓声を上げながら写真撮影をしていた。参加者からは、「初めて日本を訪れた。歴史あるものに触れることができ、良い経験が出来た」「人も親切で景色も美しい。食べ物もたいへん美味しかった。日本が大好きになったので、また訪れたい」などの声が聞かれた。試着の補助にボランティアとして参加した日星高校の中澤実来さん(16)は「今まで経験したことがなかったので、楽しかったし、外国の方も楽しそうだった」と感想を語り、林なな子さん(17)は「日本の文化に触れることで楽しんでもらえて良かった」としたあと、「外国の方が甲冑を身に着けると様になっていて、すごくかっこよかった」と口をそろえて笑いながらいった。

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