史上2番目の早さで インフルエンザ流行入り
投稿日時:2019年12月03日(火)
府中丹東西保健所は11月27日、感染症発生動向調査の結果から近隣地域では丹後管区内がインフルエンザ流行期に入ったと発表。今後の流行拡大が予想されるため市民への注意喚起をはじめた。府健康福祉部健康対策課は、中丹管内13ケ所を含む府内125ケ所の定点医療機関で1週間あたりの患者報告数を継続調査しており、1定点で1.00を超えた時点を流行の目安としている。11月27日現在、今年度第47週(18日~24日)に入り、中丹東(舞鶴市、綾部市)3.00、中丹西(福知山市)9.60と流行レベルを大きく超過、南丹(1.33)乙訓(1.57)山城南(1.60)山城北(2.06)など府内各地域でも流行レベルを記録、府平均が1.64となったため流行期入りを宣言した。第47週での流行入りは例年より1ケ月ほど早く、1999年の統計調査開始から「新型インフルエンザ」として世界的に大流行となった2009年に続いて、2番目の早さ。京都市を除く府内11件(うち舞鶴市内2件)の学級閉鎖なども報告されている。同保健所では注意喚起とともに、予防対策(外出後など手洗いの励行▽予防と咳エチケットを兼ね、外出時などマスクの着用▽加湿器等で部屋の湿度を50~60%に保つ▽過労と睡眠不足を避け、十分な栄養、休養をとる▽ワクチンを接種する〔65歳以上は定期予防接種の対象〕)を呼びかけている。また同所では、電話相談窓口も開設している。TEL:0773・75・0806 中丹東保健所(平日午前8時半~午後5時15分)
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