大浦小児童・海ごみについて学ぶ
投稿日時:2023年06月09日(金)
マイクロプラスチックの採取も
野原の京都府漁協大浦支所で5月25日、大浦小の5年生児童6人が環境体験学習に取り組んだ(写真)。
児童らは、野原地区の主要産業である干物づくりを体験後、持続可能な漁業である定置網漁業や海洋プラスチック問題など、SDGsについて学びを深めた。
海ごみ環境学習ガイドを監修する野原観光協会では、令和2年度から教育旅行などの体験学習を通して、漁師など地元住民によるガイドを実施している。海ごみ問題の最前線にある地元だからこそ伝える力は強く、海洋プラスチック問題や持続可能な漁業についての理解が広がるきっかけになっている。
また、この日は野原海水浴場でマイクロプラスチックの採取も行い、児童らは実際に目にするマイクロプラスチックに驚くとともに危機感を強めていた。同小では後日に、5、6年生児童が同志社大の原田禎夫准教授による特別授業を受講する予定だといい、冠島における海洋ごみの現状についての学ぶことになっている。
地球規模で進む環境問題を次世代がどう取り組むか。今回学びを深めた大浦小児童が、当地での旗手になることを期待したい。
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