迎春準備に30人
寒空の下で美化活動
田辺城のすす払い
投稿日時:2022年12月30日(金)
南田辺の田辺城城門で17日、年末の恒例行事であるすすはらいが行われた。田邊家中之会(水谷悦之会長・75)の主催で、今年が12回目となる。
この日は同会会員のほか、昨年に続きボーイスカウト舞鶴第4団のメンバーが参加するなどし、およそ30人が清掃に取り組んだ。
参加者は長さ7mの特製竹竿を使って丁寧に各所のすすやクモの巣を取り除き、城門に設置する門松の飾りつけにも精を出した。休憩中に振る舞いの甘酒を口にした会員は「今日は特別に冷え込んでいるのでおいしい」と笑顔を見せると「この行事に参加すると迎春への気分が一気に高まります」と話していた。
水谷会長は「来年は、いよいよ舞鶴の街も大きく様変わりする。それを願って毎年すす払いに取り組んでいます」と力を込めた。
また昨年に続く参加だという澤田陽人くん(由良川小5年)は、「きれいになって気持ちもとってもすっきりしました」と晴れやかな表情で「来年は最高学年になるので小学校生活を目一杯楽しみたいと思います」と笑顔で抱負を口にした。
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