舞鶴海軍墓地で
戦没者合同慰霊祭
約200人が参列
投稿日時:2022年11月04日(金)
「第34回舞鶴海軍墓地戦没者合同慰霊祭」が舞鶴海軍墓地(余部上)で10月22日、しめやかに営まれた。遺族や海上自衛隊員ら約200人が参列し、太平洋戦争での旧海軍舞鶴鎮守府関係の戦没者約4万人の冥福を祈った。
長きにわたり春と秋の年2回行っていた祭事。戦後70年以上が経過するなかで遺族の参列が減少したことなどから、平成29年以後は年1回、秋のみ開催している。
同墓地護持会(川村大和会長)が主催の式典では、国旗・軍艦旗掲揚のあと全員で黙とうを捧げた。続いて慰霊碑を前に川村会長が祭文を読み上げ、多々見良三舞鶴市長、下淳市舞鶴地方総監が追悼の辞を述べた。
最後に追悼の言葉を捧げた海軍倶楽部の中村信博代表は「ロシアのウクライナ侵攻により、陸海空の戦いが現実のものとなり、加えて北朝鮮、中国による不公正な事象が次々と生起している。日本は四方を海に囲まれ海上防衛力が極めて重要。私たちは一人ひとりが防人となって諸問題を直視し解決して、更なる平和と繁栄を目指してまいります」と結んだ。
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