「まなびあむ」で 趣き異なる『二人展』 個性豊かな作品並ぶ
投稿日時:2022年05月13日(金)
溝尻の多世代交流施設「まなびあむ」2階ロビーで、このほど3日間にわたり「ロッシー&Kanaのアート展」が開かれた。
会場には独特な世界観でユーモラスに描いたイラストや有名人の似顔絵、人気アニメキャラクターや聖母マリアを描いた黒板などが並び、訪れた親子連れや夫婦などでにぎわった。施設1階入口の案内をはじめ会場へと続く階段には、アート仲間による生き物の流木作品を展示するなどし、会場へと誘うような演出の飾りつけも。
イラストレーターのロッシーこと大機博芳さん(72)とチョークアートを手がけるKanaこと小豆加奈さん(40)による初めての二人展。コロナ禍にあるこんな時代だからこそ前向きな気持ちになってほしいとロッシーさんは、「ほんわかしたりワクワクしたり、見てもらえる人に元気を与えたい」と話し笑顔を見せた。
チョークを使った表現のほかKanaさんは、「貫」「魂」などの漢字とともに頭文字からなるポエムを収めた色紙も展示。挫折や苦悩を乗りこえ前を向いた自身の経験などをもとに、感じた思いを言葉に乗せた。家族や絆などをテーマにメッセージ性のある作品を並べたKanaさん。来場者の中には涙を流す人もいたといい「共感できると泣きながら見て下さった方もいて嬉しかったです」と感慨深そうに振り返った。
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