今月から新連載野菜テーマに俳句交えて南うみをさん・本紙連載「四季の野菜と俳句」

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野菜テーマに俳句交えて
南うみをさん・本紙連載「四季の野菜と俳句」

今月から新連載
野菜テーマに俳句交えて
南うみをさん・本紙連載「四季の野菜と俳句」

投稿日時：2022年01月25日（火）

　市内外で幅広く活躍する俳人・南うみをさん（70）＝写真＝による本紙連載「暮らしと俳句」が、昨年100回を超えた。
　そこで今月から、「四季の野菜と俳句」にタイトルを一新。調理職の経験を持つ南さんならではの視点や切り口で、野菜をテーマにした俳句や雑学を披露する。
　この道およそ40年の南さんは、自然に触れて季語を体感しながら俳句を詠もうと、畑仕事にも力を注ぐ。また農作業を通じた作句の中では、それまで見向きもしなかった雑草にも目を向けるようになったという。「自然に触れていると驚きや発見の連続。全く興味が尽きることがない」と話す。
　食卓を彩り、日々の料理に欠かせない野菜。俳句を交えながら、その歴史や栄養素、おいしい食べ方や簡単なレシピなどの紹介も。
　普段何げなく調理していた野菜をもっと知ることで、調理の幅が広がるかもしれない。また季語を知ることで、台所の中でも俳句が浮かんでくるかもれない。
　俳句は日常と密接に結びつく文芸の一つ。今月から始まった新たな連載を通して、趣味の幅が広がることは間違いなさそうだ。
　俳句に興味を持たれた方は、初心者歓迎の「きざはし俳句会」（毎月第2水曜日午後1時半から京都府総合庁舎3Ｆで開催）へ参加してみてはいかがだろうか。

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