市出身6選手が躍動 高校男子ソフトテニス・福知山成美がインターハイへ 目標は全国8強 未踏の領域へ躍進誓う
投稿日時:2021年07月23日(金)
福知山成美高の男子ソフトテニス部が、令和3年度京都府高等学校ソフトテニス選手権大会で優勝し、同校3年ぶり4回目のインターハイ出場を決めた。同部には舞鶴出身の選手6人が在籍し、主力として活躍。大会に向けた意気込みを取材した。
市内出身の選手は、チームのキャプテンを務める三方将統さん(3年・城南中)、副キャプテンの東晴輝さん(3年・青葉中)、足立翔紀さん(3年・城南中)、今村真史さん(3年・城北中)、内藤拓磨さん(2年・城南中)、北川勝斗さん(2年・城南中)の6人=写真=。市外出身の選手2人を加えた総勢8人が同部の団体メンバーとなっている。
府大会では準決勝で紫野高を、決勝で西城陽高を撃破。見事に全国への切符を勝ち取ったチームで、舞鶴出身の6選手が躍動した。
個人戦でも、東・三方ペアが準優勝、足立・内藤ペア、北川・北澤(市外出身)ペアがともに5位、今村・堀谷(市外出身)ペアが8位に入る活躍を見せた。そのうち今村・堀谷ペアを除いた3ペアは、個人戦でもインターハイ出場を決め、4ペアすべてが近畿大会に出場することになった。
大躍進のチームをまとめ上げた三方さんは、小3でソフトテニスを始めた。当初は友達に影響されてのことだったが、次第にのめりこむように。城南中では、府下で優勝し、近畿大会でも3位に入るなど実績を積み上げた。一方、城北中出身の今村さんは、市内の強豪だった城南中の選手に対しては、強いあこがれを持っていたという。
かつて敵として相まみえた選手たちは、ともに高校ソフトテニスの強豪である福知山成美高に入学し、切磋琢磨の日々を過ごした。
コロナで満足な練習ができない時も、仲間たちの合言葉は「インターハイ出場」。
見事、その目標に到達した今、それぞれはより高い山を目指す。
今月末に石川県で開幕するインターハイ。チームの目標はベスト8。同校の最高成績であるインターハイベスト16を超え、新たな景色を見てみたい。そんな思いが選手らを突き動かしている。
もうそこまで来ている暑い夏。選手たちにとって忘れられない季節になるよう、悔いない戦いを期待したい。
-
-
2022年10月07日
小浜線開業100周年
100人超えで大掃除・ 老若男女が汗流す
-
-
2022年09月30日
倉谷の大泉寺
お地蔵さま“水浴び”
年に一度のリフレッシュ
-
-
2022年09月09日
秋到来 黄金のひと時
南野陽子さんら舞鶴の里山を満喫
室牛地区の水田で
市民ら稲刈り作業で親睦深める