初競りで雄5匹20万円 「舞鶴かに」解禁 市場に活気【舞鶴】
投稿日時:2015年11月13日(金)
日本海の冬の味覚のズワイガニ漁が11月6日、解禁となった。下安久の府漁協舞鶴地方卸売市場では、午後一番に威勢のいい掛け声とともに「舞鶴かに」が初競りにかけられた。
舞鶴港からは5隻の漁船が丹後半島沖で底引き網漁を行い、京丹後市網野町の浅茂川漁港に水揚げし、陸送されたカニが市場に並んだ。初日は雄が732キロ(昨年752キロ)、雌は1924キロ(同2910キロ)が水揚げされた。
最高値は雄5匹20万円で、下福井の「道の駅舞鶴港とれとれセンター」に出店する吉本水産の吉本恭久社長(52)が競り落とした。吉本社長は「今年もカニで景気を付けようと、ご祝儀も込めて高値を付けた。初日は昨年より少なめだったが、身入りも色艶も良い」と話していた。
同センターでは、各鮮魚店の店頭に「舞鶴かに」が並び、観光客らがさっそく買い求めたり、その場で味わっていた。左京区から友人3人で訪れた主婦の奥村恵子さん(57)は「初めて食べたが、甘味があって身の締まりが良くおいしい」と話していた。
漁期は、雄が来年3月20日まで、雌は資源保護のため年内のみ。
写真=最高値の20万円で競り落としたカニを持つ吉本社長
【舞鶴】
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