最新の記事

  

第70回舞鶴市民俳句大会・入賞作品(本社後援)

第70回舞鶴市民俳句大会・入賞作品(本社後援)

投稿日時:2019年11月19日(火)

第70回舞鶴市民俳句大会・入賞作品(本社後援)

 第70回舞鶴市民俳句大会が4日、西駅交流センターホールで開かれた。事前・当日合わせて124口334句が寄せられ、市内の俳人ら参加者に選ばれた俳句30句が表彰された。
 同大会は文化の日に合わせて、舞鶴俳句協会の主催で年に一度開かれる市内最大の句会。今回は124人が参加、70回目の節目を盛大に迎えた。
 公募の事前句に加え、参加者は10月から11月にかけて詠んだ句を当日に投句、午後から互選が行われた。俳人協会、現代俳句協会、伝統俳句協会に所属する詠句に造詣が深い俳人らが10句、一般参加者は5句まで、朗詠された全句から優れた句と感じたものを推薦。推薦の多いものから、それぞれ入賞作5句、優秀作10句が選ばれた。
 受賞作品は次の通り(敬称略)。
【事前句の部】
▽舞鶴市長賞=「神棚に置かれてをりぬ祭笛」濱田美佐子
▽舞鶴教育委員会賞=「もてなしは琵琶湖の風や夏屋敷」金崎洋子
▽舞鶴市民新聞社賞=「クリムト展出て金箔の月上がる」田中佐知子
▽俳人協会両丹連絡会長賞=「梅干し一つ粥に沈めて終戦日」浜福惠
▽舞鶴俳句協会長賞=「鍾乳洞太古の音の滴れり」岩﨑アサ子
▽優秀作品(氏名のみ)=福井久生/岩木茂/飯田尚子/田中佐知子/土肥たか子/瀬野尚志/福田幸造/斎藤裕靖/山根トシ子/花﨑好晴
【当日句の部】
▽舞鶴市長賞=「夕空をはぎ取るやうに熟柿?ぐ」福井久生
▽舞鶴文化協会長賞=「椎の実やかつて子供は村に満ち」山崎加代子
▽京都新聞賞=「雁の棹落暉に列を立て直す」岩木茂
▽俳人協会両丹連絡会長賞=「晩学の点字講座や文化の日」松岡惠美子
▽舞鶴俳句協会長賞=「林檎?ぐ千恵子の空を揺らしつつ」濱田美佐子
▽優秀作品(氏名のみ)=川島政江/土肥たか子/福田幸造/大槻和子/瀬野尚志/岩﨑アサ子/藤村由紀/園部テル/田中佐知子/北昌重

この記事をシェア!
Management BY
舞鶴市民新聞
当サイトは舞鶴市民新聞社が運営しています
ページトップへ