昭和37年度大浦中学校同窓会~古希を迎えて開催
投稿日時:2017年06月23日(金)
私達は昭和22年4月から23年3月までの間、いわゆる「戦後のベビーブーム」のさなか「大浦の里」に生を受けました。
戦後ですから、幼心にも決して豊かではなかった記憶がありますが、それでも貧しくて悲しい…とは思っていませんでした。
小学校に上がってからは学校給食に「脱脂粉乳」のメニューがあり、あの臭いに苦労しながら飲み干したほろ苦くも懐かしい想い出のある世代です。
中学校区は田井小学校・野原・丸山・原・大丹生・平の6小学校区からなり、片田舎の中学校ですが、当時は私達の学年だけで35人学級が3クラスもありました。現在の小中学校の数からすると、その変遷に隔世の感がします。
さて同窓会についてですが、大浦中学校を昭和38年に卒業し、その後、地元に残った者が音頭をとり不定期に開催してきました。第一回目は昭和61年1月、東舞鶴のレストランで開催。今回で九回目を数え、去る6月10日正午「ホテルマーレたかた」に遠くは大津市・京都市からの参加もあり、32人が集合しました。
宴のメインとして、級友手作りの日常生活を風刺した「小話紙芝居」二十話が披露されましたが、ネタの面白さとテンポの良さで座が一気に盛り上がり、その後は各テーブルで「孫」「年金」「病気と病院」「級友の近況」などの話で持ちきりとなりました。
今はもう、見守り育てて頂いた恩師3人と級友13人も他界され、歳相応の話題とは思いたくありませんが、これが現実でしょうか…。
今回も、アルコールが進むに連れ55年間は一気にタイムスリップ、15歳に若返って「○○ちゃん」「オィ○○」とあだ名・呼び捨てありの無礼講となり、同級生ならではの絆をウ~ンと強めた一時でした。
閉宴後、元気が出てきたお爺さんお婆さん達には二次会のカラオケへ。コーヒーで仕上げる女子会も計画されて名残は尽きず、早くも「次回はいつ?」との声が掛かるとあっては、各小学校区の自薦幹事一同、今少しの間頑張らなくてはいけません。
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