NO.38 大波街道の桜(大波下) 【舞鶴の名所旧跡】
投稿日時:2022年02月14日(月)
桜の名所もいろいろあるが、ドライブして楽しめるのは大波街道。そこで、通勤時など毎日挨拶を交わすこの「沿道の桜」のルーツとは如何か、と。舞鶴の基幹産業、日本板硝子舞鶴工場の創立は昭和27年。その後、昭和32年11月25日、「支部設立5周年記念」として、工場から自衛隊舞鶴教育隊までの約2キロの沿道に、桜の苗木230本が代表職員によって植樹されたと報じている。さらに忘れもしない34年9月25日、死者不明者5000人を超えた伊勢湾台風が舞鶴にも来襲し、各河川が氾濫。市内全体で680戸も家屋が倒壊や流出する大災害が発生し、当然板硝子も非常事態となった。その時!職員が一丸となって工場の設備や機械、生産ラインを見事に守り抜いたのである。その功績の褒賞金が桜並木の植樹と整備に充てられたという。昭和から平成へ。海岸と沿道の厳しい自然の中で耐えた桜は80本。その1本1本の桜に込めた「真心」が美しく輝いて、花が何倍にも膨らんだ「桜ロード」の実話物語。
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