NO.24 岩室稲荷神社(吉坂)  【舞鶴の名所旧跡】

NO.24 岩室稲荷神社(吉坂)  【舞鶴の名所旧跡】

投稿日時:2015年9月30日

12213
12214

商売繁盛と五穀豊穣の守護神ならば「稲荷神社」へ・・・。JR松尾寺駅(舞鶴市)の北側に、赤い鳥居が立ち並んだ稲荷大神がある。2つの社から山へ400段、信者から寄進された幾十もの鮮やかな鳥居を潜ると奇岩の社殿に。このくぼみの岩室が「岩屋大明神」である。伝承によると、藩主牧野家の信仰も厚く、参勤交代に同道してこれを守護し、信者は藩主内の若狭の国西部に限られ、現世のご利益のための信仰と若狭湾の漁業振興の祈願や、疱瘡(天然痘)にも効き目があったという。また、稲荷神の狐については八幡神の鳩、日吉の猿と同じく、住みついた白狐が白髪の老人となって、村人に吉凶を告げた話とともに、霊狐(れいこ)として扱われている。なお、この神社は約260年前、伏見稲荷総本社より分神し、岩窪稲荷大明神となったものである。また、稲荷神は農耕に深い関係をもつ神ではあるが、漁業振興に伴い関係者への信仰も浸透している。