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30年の結実 豊かに 10月23~25日 彩絵画会作品展【舞鶴】

30年の結実 豊かに 10月23~25日 彩絵画会作品展【舞鶴】

投稿日時:2015年10月23日(金)

出品作を手にする作者たち

 彩絵画会(小坂けいしん主宰)の第30回記念の絵画展が、きょう10月23日から25日まで、浜の総合文化会館小ホールと展示室で開かれている。子供から大人までの29人が多彩な画法で描いた人物や風景画など130点が並ぶ。30年を振り返る作品と故山根廣蔵さんの遺作のコーナーもある。入場無料。小坂さん(68)は日本画や水墨画などで、自然や時間とのつながりをテーマにした作品を発表し、日中水墨画合同展で総務大臣賞を受賞、マレーシア国立美術館に作品が収蔵された。創作を楽しんでもらおうと、各人の持ち味やペースを大切にアドバイスを送る。親子や孫と一緒に通う人もいる。美術大学を目指す中・高校生には本格的なデッサンから教える。舞鶴市展委嘱作家や勤労者美術展で知事賞受賞者も生まれた。野菜や青葉山など50号を含む日本画、水彩画、油絵のほか、小中学生10人も出品した。回顧コーナーには旧作22点も展示された。小坂さんは作品の一部を販売し収益金をユニセフに寄付する。17年続ける分野英子さんは「同じものを見ても人によって感じ方が異なり、皆さんから教わることも多く楽しい教室です」と話す。小坂さんは「絵を描くことを通して自然を見る目が変わり、心豊かに過ごせるようになります。日常の時間を離れて作品を見てほしい」と来場を呼びかけている。午前9時半~午後5時半。

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