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高野少女バレーボールクラブ 全国へ羽ばたく

高野少女バレーボールクラブ 全国へ羽ばたく

投稿日時:2016年06月28日(火)

 高野小学校区の小学生クラブチーム「高野少女バレーボールクラブ」が5月1日~6月26日の間で行われた「ファミリーマートカップ第36回全日本バレーボール小学生大会京都府大会女子の部」で優勝。京都府代表として8月9日~12日に東京体育館を中心に開催される全国大会への出場を決めた。同クラブの全国大会出場は初。舞鶴のクラブチームとしては9年ぶりの快挙となった。同クラブの部員は現在9人。指導者4人と保護者の協力で活動している。「僕たちはヘタクソなんです」指導者の秋田真宏さん(41)は語る。同クラブの練習時間は限られている。体育館の予約などにより、火曜日は午後7時~9時、土日は午前10時~12時の1日2時間、週3回ほどの練習量となる。秋田コーチは「全員がボールに触る時間を極力増やしています。僕たちは全国の強豪チームが1日かけて練習することを、半日でしないといけない。限られた練習時間の中でどれだけ目標意識を持って取り組めるかが大事になってくる」と日頃の練習の大切さを伝えるため、あえて「ヘタクソ」という厳しい言葉を用いて、選手たちを鼓舞している。同クラブのキャプテンは2人いる。1人はチームの声出しや集合など規律を指示するチームキャプテンである伊藤未羽(みう)(高野小6年)さん(左利き ライト)、もう1人は試合中にゲームメイクを行うゲームキャプテンである吉岡夢依(ゆい)(高野小6年)さん(右利き レフト)。疲れた時のリフレッシュ方が「食べて寝る」という彼女たち。その甲斐あってか共に160センチを超える身体能力を活かしチームのポイントゲッターでありブロッカー、仲間たちの精神的支柱としてチームを支えている。伊藤さんはバレー以外にもバドミントン、吉岡さんは陸上が大好きなスポーツ少女。吉岡さんにいたっては、80mハードル京都府大会で2位に入る活躍ぶりだ。「目標はベスト8」そう語る両キャプテンは「気持ちで負けずに1勝でも多く勝ちたい」と意気込みを語った。秋田コーチは「高野のバレーは拾ってつなぐバレー。高野のバレーが全国でどこまで通用するか見せたい」とチャレンジャーとして決意を語った。少女たちが挑む全国の大舞台。そこには保護者や地域などたくさんの協力があって成り立っている。高野地域の心を一つにした全員バレーで挑む挑戦。吉報を待とう。

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