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達磨が不景気吹き飛ばす だるま祭 迫力のねぶたがパレード 11月1、2日 東地区商店街で 放置竹林を活用 市民が手作り 北海道物産展やステージショーも【舞鶴】

達磨が不景気吹き飛ばす だるま祭 迫力のねぶたがパレード 11月1、2日 東地区商店街で 放置竹林を活用 市民が手作り 北海道物産展やステージショーも【舞鶴】

投稿日時:2014年10月24日(金)

伐採竹で作った達磨ねぶた

 11月1、2日に開催される第67回舞鶴だるま祭(舞鶴実業会事業協同組合主催)で、放置竹林を伐採した竹を材料に、市民たちが手作りした達磨ねぶたが登場する。園児たちが引っ張り商店街をパレードし、浜の同組合駐車場に展示される。きりりとした太い眉と表情で、不景気を吹き飛ばそうと活を入れている。戦後の混乱の時代、七転び八起きのだるまにあやかって、商店街の復興の願いを込めて、東地区の商工業者の団体が1948(昭和23)年に第1回だるま祭をスタートさせた。企業なども参加して出し物をしてコンテストをしたり、商店主が自転車にモールを飾りつけ宣伝隊をつくって走り回るなど、まち挙げての盛り上がりを見せた。近年は地方経済の衰退で商店街も空き店舗が増えてきたが、賑わいの場を作りだそうと様々なアイデアを凝らし継続している。今年は大きな達磨ねぶたを製作し、メーンオブジェとして公開することにした。市民や林業者でつくる「まいづる竹林整備・竹活用ネットワーク協議会」が、20年以上放置された金剛院の竹林をモデル地区として整備に乗り出した。その伐採竹を有効活用しようと協議会から提供を受け、まいづる竹灯実行委員会が協力し製作を手掛けている。約1カ月前から約20人で作業を進めている。三角形の大きさで高さ2・2メートル、底辺3・6メートル。竹を割って骨組みに使い、その上から赤色と白色のテープ約70本をぐるぐると巻いた。髭は黒のペンキで塗り、達磨大師の姿をイメージした表情に仕上げた。中には照明を入れ夜間に灯す。同組合の野口抜誠理事長は「景気回復の願いを込めた迫力満点の達磨になった」、同委員会の塩見邦夫委員長は「七転び八起きでがんばろうという気持ちを達磨に現した。不況に立ち向かう表情になっている」と話している。達磨のパレードは11月1日午前11時、浜の八島八条を出発し、八島、三条商店街を巡り駐車場に着く。橘幼稚園の園児たちが引く。北海道物産展は浜の旧マイコムで11月1日午前9時半~午後5時、2日午前9時半~午後4時。今年のお祭り舞台は駐車場ではなく旧マイコムで行なう。1日はかわら屋演奏(正午)、かわたり京子ショー(午後1時半)、チャッタマンショー写真撮影会(同2時15分)など、2日は日星高校チア・吹奏楽部・軽音楽部(正午)、ヒップホップダンスショー(午後1時半)、カワイダンスエージェンシー(同3時)、フラダンス(午後3時半)など。【問い合わせ】電話62・0217、同組合

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