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西高生がフィリピン地滑り被災者の支援へ 3月18・21日、フリーマーケット 【舞鶴】

西高生がフィリピン地滑り被災者の支援へ 3月18・21日、フリーマーケット 【舞鶴】

投稿日時:2006年03月14日(火)

被害を伝えるパネルを作る生徒会の役員たち

 2月にフィリピンで発生した地滑り災害の被災者を支援しようと、西舞鶴高校(北野茂校長)は義援金の募金活動として、3月18日と21日の両日、円満寺の西市民プラザふれあい広場で、西高フリーマーケットを開催する。西高生徒会とボランティア部、美術部などの生徒が協力し、被害の様子を伝えたりクッキーやポストカードなどを販売。当日ミサンガ作りの教室も開く。来場を呼びかけている。2月17日にフィリピンのレイテ島で大規模な地滑りが起き、救出作業が難航し、いまも約1000人が行方不明とされている。西高生徒会と各クラブは、一昨年の台風23号と昨年のパキスタン地震の被災者を支援するため、2年続けてゑびす市で募金活動に取り組んだ体験をもとに、今回も義援金を送ることにした。生徒会とボランティア部、料理部、美術部、写真部、手芸部、商業科の生徒たちが3月10日から準備を開始し、調べた被害の様子を写真や文章で紹介したパネルを作成したり、出品する作品づくりをした。両日は真名井の清水で作ったコーヒーやイラスト作品などを販売し、タオルのぬいぐるみ作りも体験できる。ミサンガ作りは小学高学年以上が対象で当日予約を。フリーマーケットでは雑貨などを販売する。不要品があれば提供の協力も呼びかけている。生徒会会長の品田裕美さん(2年)は「日ごろの活動の発表も兼ねて、手作りのボランティアに取り組みます。高校生ならではの活動に協力をお願いします」と話していた。収益金は市を通して被災地に送る。両日とも午前10時半~午後2時。

【問い合わせ】電話75・3131、西高。

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