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舞鶴高専の学生ら全国高専ロボコン2008へ 歩行のアイデアで技を競い11月23日に決戦【舞鶴】

舞鶴高専の学生ら全国高専ロボコン2008へ 歩行のアイデアで技を競い11月23日に決戦【舞鶴】

投稿日時:2008年11月18日(火)

力士をイメージした歩行ロボット

白屋の舞鶴高専の学生たちが、11月23日に東京都の両国国技館で開かれる全国高専ロボットコンテスト2008に出場する。今年は歩行ロボットが障害物を越えたり歩いたり、変身のパフォーマンスの課題で競う内容。近畿地区大会で独創的なアイデアが評価を受けたロボット「鶴歩(かっぽ)」で、勝ち抜いてきた全国の25校と対決する。21回目のロボコンは「歩行」をテーマに、多足歩行でロボットが障害物を越える▽多足から2足へロボットが変身するパフォーマンス▽2足でゴール目指して歩く、の3つの課題で構成される。競技時間は3分。舞鶴高専の創造技術研究会のチームは、全国大会会場の国技館にちなみ、力士をイメージした2足と4足のロボット「鶴あゆみ」で、10月の近畿地区大会のアイデア賞と特別賞を受け、全国大会に2年連続10回目の出場権を得た。4足ロボットの上に乗る2足ロボットが分離する変身パフォーマンスを披露し、2足ロボットが錘を左右に移動させながら、力士が四股を踏むように大きく足を挙げ、180度回転して前へ進むのが特徴。そうした大きな動きのアイデアが評価された。また、研究会が蓄積してきたプログラミングのノウハウを活かし、今回はリモコンの操縦ではなく、全自動で動く仕組みにした。地区大会後に歩行スピードをアップさせるため、約3キロの軽量化などの改良を加え、1分以上タイムを縮めることができた。研究会の西本淳一部長(電子制御4年)は「記録より記憶に残るようなパフォーマンで会場を湧かせ、ロボコン大賞を目指したい」と話している。

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