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舞鶴特産・京のブランド産品「万願寺甘とう」 生産高300トン、売上高2億円めざし初出荷【舞鶴】

舞鶴特産・京のブランド産品「万願寺甘とう」 生産高300トン、売上高2億円めざし初出荷【舞鶴】

投稿日時:2009年05月15日(金)

鮮やかな緑色の万願寺甘とうを選別する組合員

 「京のブランド産品」の認証を受ける舞鶴特産の「万願寺甘とう」が5月13日、京都の京都中央卸売市場などに向け、約130キロが初出荷された。生産農家でつくるJA京都にのくに舞鶴万願寺甘とう部会(山口道夫部会長)では、生産高300トン、売上高2億円をめざすという。初出荷に向けて、下福井のJA京都にのくに万願寺甘とう選果場に、生産農家からプラスチック容器などに入れた万願寺甘とうが運び込まれた。組合員によって、鮮やかな緑色の万願寺甘とうを長さや形状で「秀」「優」「良」の3等級に選別され、パック詰めや箱詰めされた。初出荷の出発式には、今年から初めて福知山、綾部の生産農家でつくる万願寺甘とう部会の部会長も出席。山口部会長は「今年は寒暖の差が激しかったが、保温対策を図り順調に生育した。目標は達成できると信じており、一層安心・安全な商品を提供したい」とあいさつした。万願寺甘とうは、果肉が厚く、辛味が少ないのが特徴で、今年は362人の生産農家が11ヘクタールに作付けする。昨年は生産高290トン、売上高1億6600万円だった。

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