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練習を積み重ね、全国高校定通信大会へ 東高浮島分校の4人と西高通信制から1人【舞鶴】

練習を積み重ね、全国高校定通信大会へ 東高浮島分校の4人と西高通信制から1人【舞鶴】

投稿日時:2007年07月17日(火)

 夜間定時制の東舞鶴高校浮島分校(溝尻)の生徒4人と西舞鶴高校通信制の生徒1人が、8月に東京都内などで開かれる全国高等学校定時制通信制体育大会の陸上女子800メートルと同3000メートル、女子円盤投げ、卓球女子シングルス、バドミントン女子シングルスに出場する。時間や場所をやりくりして、練習を積み重ねてきた成果を全国の舞台で試す。円盤投げでは優勝の期待もかかる。  浮島分校からは蘆田名月さん(2年)が女子800メートルと同3000メートル、野瀬光さん(同)が女子円盤投げ、田中麻貴さん(4年)が卓球女子シングルス、蘆田珠貴さん(3年)がバドミントン女子の団体戦京都府選手の一員として、シングルスに初出場する。蘆田さんは姉妹で出場権を得た。  蘆田さんは春季大会の3000メートルを13分44秒で優勝、800メートルは2位、野瀬さんは春季大会と府予選で連続優勝したが、春季では27メートル79の大会新をマークした。田中さんは府予選2位で2年連続、姉の蘆田さんは府予選4位で初出場。野瀬さんは昨年の全国大会は25メートル94で3位に入賞し、自己ベスト28メートル09を出せば今年は優勝を狙える。  昼間働く4人は放課後の午後9時以降に、学校体育館や前島埠頭などで練習に取り組む。4人は「自己ベストで決勝進出を」「全国のレベルを経験し来年につなげたい」と話していた。  西高通信制からは今中咲子選手(3年)が、卓球女子シングルスに2年連続出場する。府予選の3試合全てにストレート勝ちした。昨年の全国大会では5回戦で敗れベスト32だった。  青葉中2年でダブルスとシングルスで全国大会に、進学した鳥取敬愛高校の1年時にダブルスでインターハイに出た。昨年春に舞鶴に戻って同通信制に転校した。卓球を止めようと思ったが、青葉中卓球部の指導を手伝う内に、卓球が好きな自分を見つけ再チャレンジした。  昼間はアルバイトをし、夕方以降に青葉中などで練習するが、時間がとれず相手がいなかったりと、十分な練習ができないのが悩み。今中さん(17)は「高校生活最後の大会なので、一生懸命やってベスト8を目指したい」と話していた。  陸上は8月13~15日、国立競技場で、卓球は同7~9日、駒沢体育館、バドミントンは同16~19日、小田原アリーナで開催される。

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