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経験が拓く 可能性の扉~小さなピアニストたち オーケストラと共演

経験が拓く 可能性の扉~小さなピアニストたち オーケストラと共演

投稿日時:2019年03月12日(火)

オーケストラを交えての練習風景

 中丹地域在住の団員を中心に活動するMAF(マーフ)管弦楽団が、17日に綾部市の京都府中丹文化会館で、「ブルグミュラーdeコンチェルト」を開催する。「オーケストラと小さなピアニストたち」と銘打たれた同演奏会には、公募により出場する27人の小中学生のうち、13人が舞鶴市からのエントリーとなっている。

 同楽団は、昭和52年に18人の管弦合奏団として結成。楽団名のMAFは、活動の拠点となる中丹3市の頭文字から名付けられた。以来、大学オーケストラOBや吹奏楽経験者、音大出身者ほか、社会人、学生などが参加し、精力的に活動を展開している。今回の演奏会では、ピアノ初心者が取り組むことの多いブルグミュラー作曲「25の練習曲作品100」と「ソナチネアルバム」より2曲をピアノ協奏曲風に仕立てるという。演奏会の実行委員長を務める猪又詩子さん(61)は、「生のオーケストラと共演できることは普通はない。出演者にはこの機会に、みんなでひとつの作品を作り上げる感動や、大勢で演奏することの楽しさを実感してほしい」と話す。出演のピアニストは公募となったが、27人の定員に対し80人が応募する狭き門だった。演奏会直前となる10日には、福知山市内で練習会があり、それぞれが真剣な面持ちで鍵盤に向かった。ピアノを始めて5年ほどになるという吉田真宝さん(新舞鶴小2年)は、「 (オーケストラを交えての練習は)緊張するし、少し恥ずかしかったけれど楽しかった。本番は、いつもより上手に弾けるように頑張りたい」と笑顔を見せていた。ピアノ講師をしていた母の影響で、幼稚園児の頃に始めたという溝口倖弓さん(志楽小5年)は、「(オーケストラとの合奏は)格好いいと思う。今日は指揮者を見る余裕も出来、前よりも良くなった。本番では自分のリズムを崩さないよう気を付けたい。それまでに強弱に気を付けるよう言われたことなどを直していきたい」と意欲を見せていた。実行委員長の猪又さんは、「10分くらいの練習でも、ガラリと変わることがある。子どもたちのひた向きさと純粋さに自分たちも学ぶところがある」とほほ笑んだ。またとない機会を通して成長する楽団と子どもたち。今後、それぞれの人生で奏でられる素敵なハーモニーに期待をしたい。

 演奏会の詳細は以下の通り。
【日時】平成31年3月17日(日)午後1時30分開演(午後1時開場)
【場所】京都府中丹文化会館
【入場料】300円

 舞鶴市から出演するピアニストは以下の通り。
岩﨑晴(三笠小5年)/高橋葵(新舞鶴小4年) /江口理咲(新舞鶴小1年) /高橋真央(新舞鶴小6年) /谷本葵(志楽小1年) /堀内茉里(青葉中2年) /大嶋心結(倉梯第二小4年) /加藤龍音(倉梯小5年) /倉本穂花(三笠小2年) /新谷晟都(新舞鶴小6年) /福村咲菜(志楽小3年) /溝口倖弓 (志楽小5年) /吉田真宝(新舞鶴小2年)

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