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空き家が魅力的な開放空間へ  舞鶴高専と市が連携

空き家が魅力的な開放空間へ  舞鶴高専と市が連携

投稿日時:2017年03月07日(火)

「空き家再利用の研究発表会」が22日、円満寺の西市民プラザ向かいの空き家で行われた。全国的に空き家が増加してきている昨今、西舞鶴特有の城下町の名残を活かしつつ、新しいライフスタイルの提供を模索する中、市の企画政策課と舞鶴高専建設システム課尾上研究室が連携し、5年生の松浦隼人さん(20)を中心として研究してきた成果を発表することとなった。松浦さんは築80年の古民家(約160㎡)を改修し3人が同時に住めるシェアハウスとする構想を精密な建築模型を使い発表した。土間を開いて共用リビングとして1階を地域の交流の場とし、2階を住居空間とした。2階への階段から各部屋への廊下は吹き抜けとなっており、開放的なデザインとなっている。UIJターン希望者などを対象とし、お試し的に住める住居として活用でき、西舞鶴のシンボル的なコミュニティ・シェアハウスとして城下町の趣を残したまま、地域の活性化を狙う。参加した女性は「シェアハウスというのは思いつかなかった。若い子たちの交流の場になればいいと思う。ただ、舞鶴へ定着してもらうには、魅力的な雇用と、このシェアハウスへ誘導するような市との協力関係は不可欠だと思う」と語る。同課の尾上●さんは「地域の抱える課題を学生のうちから意識するのは大切。日常に潜む身近な問題の解決が地域創生へつながるのではないかと思う。そしてそこには建築分野での新しい役割があるということを学生にも教えています」と語った。総務省統計局によると全国の空き家率(平成25年住宅・土地統計調査)は63万戸で13.5%と過去最高となっており現在も増加している。今回の研究発表は、空き家対策に市と高専が真正面から取り組んだ大きな一歩である。

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