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独学で難関の国家試験合格 西高の村上君 応用情報技術者 普通科の高校生8人のみ 知識と技術持つ高度なIT力積む【舞鶴】

独学で難関の国家試験合格 西高の村上君 応用情報技術者 普通科の高校生8人のみ 知識と技術持つ高度なIT力積む【舞鶴】

投稿日時:2016年01月22日(金)

合格証を手にする村上君

 西舞鶴高校2年生の村上弘樹君(16)が、実務経験を積むITエンジニアでも難関となっている国家試験の応用情報技術者試験(スキルレベル3)に見事合格した。全国的にも普通科の高校生の合格は8人だけだった。情報処理システムなどを独力で学んでいる。今後はさらに上級の試験を目指す。(青木信明)同試験は応用的な知識と技術を持つ高度なIT人材を対象とし、情報技術を活かした経営戦略の策定、情報システムやネットワークの設計・開発・運用などに関した高い水準が求められる。マークシート方式と記述式で出題され、60%以上の正解が求められる。春と秋の2回実施される。村上君は昨年10月に初めて受験した。受験者は3万3253人で、合格者は7791人、合格率は23・4%。16歳での受験者は49人、その内11人が合格した。企業の決算表から問題を見つけ出したり、パソコンの能力を引き出すなどの試験も出た。中学3年時、父親から譲り受けたノートパソコンでプログラミングに興味を持った。パソコンの機能やソフトを使いこなそうと、不明な点はネットで調べるなど独力で学び知識と技術を深めた。西高入学後はパソコン部に入りいま部長を務めている。いろんなことを学び将来に役立てようと、昨年3月にスキルレベル1のITパスポートに合格し、もっと上を目指せる手ごたえを感じて、レベル2を飛ばして3に挑戦。過去の問題集を手に、試験1カ月前から1日3時間勉強をした。実務経験はないが、ふだんから金融やIT関係のニュースを見て、どこに問題があったのか考えたり、機械が動くシステムを調べて考えるようにしたことが試験に役立ったという。合格の知らせに村上君は「会場では大人ばかりで受かるとは思わなかった。努力の成果が実ってうれしい」とし、「情報系の大学に進み、レベル4の高度情報処理技術者試験に合格し、ネットワークやセキュリティーのスペシャリストとしてサイバー犯罪の被害を防ぐ仕事をしたい」と目標を据えている。パソコン部顧問の藤村暢彦教諭は「1年の時からすごい知識で研究熱心なので、合格すると思った。自分の知識を部員にも伝える姿勢で部をまとめてくれている」と話していた。

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