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特養ホーム「グレイスヴィルまいづる」布敷で建設進む 10月26日に正規職員の就職説明会 【舞鶴】

特養ホーム「グレイスヴィルまいづる」布敷で建設進む 10月26日に正規職員の就職説明会 【舞鶴】

投稿日時:2004年10月22日(金)

来年4月にオープン予定の「グレイスヴィルまいづる」完成予想図

 社会福祉法人・グレイスまいづる(千坂正理事長)が、舞鶴市布敷の池内小学校の近くに、市内で5番目となる特別養護老人ホームの建設を進めている。全国でもまだ少数しか導入されていない、全室個室(定員80人)の小規模生活単位型のホームとなっている。オープンは来年4月の予定。58人程度の正規職員を募集するのに先立ち、10月26日に南田辺の西総合会館で就職説明会を開催する。特養ホームは、介護保険の要介護認定で要介護1~5の認定を受けている人で、身体の状況などで自宅での生活が困難な人が、支援を受けながら生活する施設。同法人が建設中の「グレイスヴィルまいづる」は、現在国が特養で進める小規模生活単位型に沿って、個人の生活を支援していこうと、全室が個室となっている。府北部では大江町、宮津市(来年4月に開所)に同型の施設がある。定員の規模は寿荘に続き市内で2番目。個室八室と共有部分のリビング、台所、風呂が1つのユニット(家)を構成する。そのユニットが10ある。また、ショートステイ(定員20人)、デイサービス(定員25人/1日)のサービスも行う。建物は鉄筋コンクリート造り一部2階建て。敷地面積は7690平方メートル、建物延べ床面積は6362平方メートル。総事業費は約15億円。うち国と府、市で3分の2を補助した。近隣に小学校や幼稚園、来年同時期に開校する養護学校があり、地域の福祉の中心的な役割を担いたいとしている。同ホーム設立準備室の淡路由紀子室長(40)は「より在宅に近い身近に感じてもらえる施設にしたい」と話していた。募集する職員は介護職員約40人▽看護職員約15人▽管理栄養士1人▽事務職員2人。各職種とも年齢、性別、学歴は問わない。26日の就職説明会は、1回目が午後2時~同3時、2回目が同7時~同8時。募集期間は11月1日まで。1次試験は11月8日。
【問い合わせ】電話75・7121室。

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