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横浜DeNA育成1位指名 日星高校の亀井捕手 プロ野球ドラフト会議 超高校級の強肩に複数団が注目 「3年で一軍入り目指す」【舞鶴】

横浜DeNA育成1位指名 日星高校の亀井捕手 プロ野球ドラフト会議 超高校級の強肩に複数団が注目 「3年で一軍入り目指す」【舞鶴】

投稿日時:2014年10月31日(金)

プロへの一歩を踏み出した亀井捕手

 日星高校3年の亀井塔生(とうい)捕手(17)=舞鶴市野村寺=が、10月23日に開かれたプロ野球のドラフト会議で、横浜DeNAベイスターズから育成1位の指名を受けた。高校生でトップクラスの強肩に複数球団のスカウトの注目が集まっていた。夢だったプロへの第一歩を踏み出した。10月27日には同校で激励会が開かれ、生徒たちから祝福を受け活躍を誓った。 2歳上の兄の野球をしている姿を見て、高野小学校2年で地元の高野少年野球クラブに入部した。5年生の時、投手の直球を受ける選手がいなかったため、捕手を始めた。城南中野球部と地元チームの高野ドジャースでも捕手を続けた。 兄のいた日星高に進学し、2年の秋から正捕手についた。守備では走者を刺すスローイング、打者としてはパンチ力のある強打、50メートル6秒台の走力を持ち味に、攻撃を掲げるチームの1番バッターを務めた。  肩の強さが他校に知られるようになり、DeNAなど5球団のスカウトが亀井捕手のプレーを見に訪れた。今年のセンバツで優勝した龍谷大平安と春季大会2次戦で対戦。多くのスカウトも見つめる中、平安の俊足選手の盗塁を阻止した。亀井捕手は「この試合で自信がつき、プロの世界を意識するようになった。ドラフトにかかっていまはほっとしている。DeNAは若い選手が多くいい雰囲気のチーム。3年で一軍に入ってレギュラーになり、いつか1億円プレーヤーになりたい」と話した。同校の山中始之監督(41)は「新チームになって自分が中心になって引っ張っていく意識を持つようになって、精神的に大きく成長した。早くプロの水に慣れ配球を学んで、思い切って勝負できる気持ちを持ってほしい」とエールを送る。ドラフト会議には支配下登録に81人、育成登録に23人が指名され、この内高校生は40人だった。亀井捕手は右投げ右打ち、179センチ、75キロ。激励会では水嶋純作校長が「夢を持ち続ける大切さを示し、私たちにも大きな勇気をもたらしてくれた。ここからがスタートなので頑張ってほしい」と祝福し、野球部主将の河野頌平選手(2年)は「先輩の指名に刺激を受けました。レギュラーを目指して頑張ってください。僕たちも甲子園を目指します」と激励した。亀井捕手は「ここまで来ることができたのも先生や野球部員、みんなのおかげ。日星高の星になれるよう頑張りたい」と応えた。

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