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桜満開 咲き乱れ~市内各地で桜イベント

桜満開 咲き乱れ~市内各地で桜イベント

投稿日時:2019年04月12日(金)

4月14日は紅しだれコンサート(一昨年の様子)

 今年も花見シーズンが到来し、6日と7日の土日は市民にとって絶好の桜日和となった。6日は最高気温16.5度、7日は20.8度を記録。市内の桜は一斉に開花し、多くの市民が満開に咲き誇る桜を楽しんだ。

【吉田のしだれ桜】

 吉田の瑠璃寺では、樹齢300年以上と伝承される古木と、樹齢80年以上と言われる若木2本のしだれ桜が見事に咲き誇った。平成10年に、枯れかかっていた1代目の桜を守ろうと「瑠璃寺しだれ桜を守る会」が発足、桜の防腐処理を施した。その後、市指定文化財でもある桜を守り、貴重な観光資源としてPRしている。盛大に咲き誇るしだれ桜を見に多くの市民が訪れ、カメラで撮影したり、桜を背景にスマートフォンで記念写真を撮る人たちでにぎわった。親子で訪れた40代の男性は「ちょうど良い時に来られた。天気も良く空の青とよく合いますね」と話し桜を眺めていた。

【共楽公園花祭り】

 16日まで花祭りが開催されている共楽公園では小高い公園一帯に約450本の桜が満開に咲き誇り、市民が花見に訪れていた。7日には山頂ステージが催され、海上自衛隊舞鶴音楽隊の演奏や、手品師ヒロ赤星さんによるマジックなどが花見に訪れた市民たちに花を添えていた。大飯町から親子で訪れていた大迫暖大[ひなた]さん(8)は、ヒロ赤星さんからドラえもんの形のバルーンをもらい「こんなのが作れるのはすごい。もらえてうれしかった」と喜んでいた。共楽公園は16日までライトアップしている。

【舞鶴公園】

 細川幽斎ゆかりの田辺城でも桜が満開を迎えた。晴天のもと、舞鶴公園には淡い花びらをたくわえたソメイヨシノなどが満開で、花見を楽しむ市民の姿が見られた。舞鶴公園は田辺城まつりの5月26日までライトアップしている。

【与保呂浄水場】

 与保呂浄水場の桜も6日と7日に一般公開され、カメラを抱えた市民や家族連れなどが訪れていた。一般公開は桜が咲く時期に合わせ、市が毎年行っている与保呂浄水場の桜は大正末期に植えられて以来、“水源地の桜”として市民に親しまれている。敷地内にはソメイヨシノやヤマザクラ、ベニシダレなど5種類の桜約100本が植えられている。満開の桜をカメラに収めようと訪れていた男性は「なかなか入れない施設なので来ました。良い写真を撮りたい」と話していた。

【14日は紅しだれコンサート】

 「紅しだれ桜公園」の桜の開花を祝うコンサートが14日開かれる。午後1時から同4時まで。ダンスやジャズ、よさこい踊り、大正琴など6団体が出演するほか、表千家による野点も楽しめる。(200円)同公園は、新興住宅地である白浜台に交流の場を持とうと、和田中のテニスコート北側の空き地を整備し紅しだれ桜を植樹した。コンサートは平成23年から始まり、今年で9回目。毎年、市内各地から市民が訪れ満開の紅しだれとコンサートを楽しんでいる。

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