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枚方・船橋小PTAから岡田下小に 遊具「ターゲットマット」プレゼント【舞鶴】

枚方・船橋小PTAから岡田下小に 遊具「ターゲットマット」プレゼント【舞鶴】

投稿日時:2005年05月31日(火)

ターゲットマットを狙ってボールを蹴る児童

 昨年10月の台風23号の被害を受けた舞鶴市久田美の岡田下小学校(木下きく枝校長)の児童たちのもとに、枚方市立船橋小学校PTAから、ターゲットマットの遊具がこのほど贈られてきた。学校グラウンドが災害ごみの仮設置場となり、約半年間使えなかったことから、児童たちはグラウンドのサッカーゴールにターゲットマットをさっそく掛け、的を狙って元気にサッカーボールを蹴って遊んでいる。全校児童の内、約30人が台風で自宅が床上浸水するなどの被害を受けた。また、学校グラウンドは水害で廃棄されたごみの仮置場となり、ごみ片を取り除き真砂土を入れた四月中旬まで使えず、不自由な生活が続いていた。船橋小学校PTAの前会長・橋場昇さんらが、舞鶴などの台風被害をニュースで知り、被災地の子供たちに何かできることをしようと、京都府教育委員会に問い合わせたところ、岡田下小の紹介を受けた。同PTAからベルマーク2万点分の品物を贈りたいとの申し出があり、岡田下小はグラウンドが使えるようになったら、サッカー好きの児童たちが外で元気に遊べるようにとターゲットマットを依頼した。届いたターゲットマットは縦170センチ、横250センチ(約2万円相当)。1点から5点までの点数が記された的が入っている。全校集会で児童に紹介し、サッカゴールに取り付けた。児童たちが休み時間に列を作って順番を待ち、ボールを蹴ったり投げたりして、すっかりお気に入りの遊び道具になった。児童会長の6年、小谷諒君(11)は「みんなで点数を競って遊べるのでとても面白い」と喜んでいた。木下校長は「外で遊んでいる時の子供たちの表情はやっぱりいい」と感謝していた。児童たちは近くお礼の手紙を同PTAに送ることにしている。

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