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本社など後援「わんぱくスサノオの大蛇退治」 市民会館で3月2日、おかぐら人形劇公演【舞鶴】

本社など後援「わんぱくスサノオの大蛇退治」 市民会館で3月2日、おかぐら人形劇公演【舞鶴】

投稿日時:2007年02月16日(金)

「わんぱくスサノオの大蛇退治」のちらし

 日本で唯一の聾者と聴者が協力して公演活動を続ける人形劇団「デフ・パペット・シアター・ひとみ」の公演(同公演実行委員会、舞鶴文化事業団共催、舞鶴市民新聞社など後援)が、3月2日、北田辺の市民会館で催される。演目は、おかぐら人形劇「わんぱくスサノオの大蛇(おろち)退治」。アジアの打楽器の生演奏のリズムに乗せて、舞台で元気に繰り広げる人形劇で、台詞はマンガのふきだしのような文字パネルで表す。  人形劇団・ひとみは、「ひょっこりひょうたん島」でおなじみの「人形劇団・ひとみ座」を母体として、1980年に発足した。演劇を楽しむ機会の少なかった聾者も親しめる人形劇、聾者と聴者の感性を生かして、新しい表現の人形劇の創造などをめざして、全国で公演活動を続けている。  公演活動は、公立文化施設や各地域の有志による実行委員会形式で行っている。今回の舞鶴公演も、聴覚障害者らが実行委員会を立ち上げ、舞鶴文化事業団との共催で開催が決まった。「わんぱくスサノオの大蛇退治」は、一九八七年に発表。これまでにフランスや韓国、台湾で招待公演しており、言葉に頼らない表現により、海外でも受け入れられ、高い評価を得ている。  物語のあらすじは、古代神話を元にしたスサノオの大蛇退治の活躍を描く。父親イザナギの怒りにふれ、死んだ母親のいるヨミの国にいったスサノオは、亡者たちに追われ、姉のアマテラスのいるタカマガハラにやって来る。ここで遊んで暮らしていたため姉に追い出され、下界のイズモへ降りる。ここでは人間が大蛇に苦しめられていた。  公演の開場は午後6時、開演は同六時半。チケットは大人(中学生以上)1200円、子ども(4歳~小学生)800円で全席自由。チケットは市民会館、総合文化会館で扱っている。

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