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文部科学大臣杯小・中学校将棋団体戦府大会 朝来小チームが準優勝、全国・西日本大会へ【舞鶴】

文部科学大臣杯小・中学校将棋団体戦府大会 朝来小チームが準優勝、全国・西日本大会へ【舞鶴】

投稿日時:2009年06月30日(火)

西日本大会に出場する北君(左端)、藤村君(右端)松本君(左から2人目)と指導する五十嵐さん

 舞鶴市朝来小学校の5年生3人でつくる朝来小チームが、文部科学大臣杯第5回小・中学校将棋団体戦の京都府大会小学校の部で、準優勝を果たし、7月24日の全国大会・西日本大会(日本将棋連盟など主催)に出場することが決まった。学校の休み時間にも将棋を指すという3人は、初めての西日本でまず1勝をと盤上に向かい互いに腕を磨いている。朝来小チームは大将が北大輝君(11)=朝来西町▽副将が藤村悦史(よしひと)君(11)=大波下▽三将が松本時空(そら)君(10)=朝来中。5月に行われた府北部地区予選で3勝を上げて優勝し、6月21日、京都市内での府大会に出場。18チームが参加する中、2回戦では嵐山東に2-1、続く準決勝で朱雀に2-1で勝った。決勝では強豪の京都教育大付属小学校チームに1-2で惜しくも敗れた。昨年も府大会に出場したが初戦で敗退していた。3人は「1回戦突破を目標にしていたのですごくうれしい。チームワークがいいので、誰かが負けてもカバーできた」という。朝来地域の子育て支援協議会が開く遊びのサークルの将棋教室で、将棋を教わったのがきっかけで朝来小で将棋が広まった。同学年の3人はサッカークラブでプレーもしており、将棋大会でもチームを組んだ。本を読むなど自分でも将棋を研究し、父親にも勝つようになり、同協議会の元会長の五十嵐幹さん=吉野=の元に通って指導を受けるなどする。全国大会の西日本大会は7月24日、大阪市内で開かれる。32チームが出場し4グループでリーグ戦をして1位の4チームが、東日本大会で勝ち上がった4チームと、8月の決勝大会に進出する。3人は「できるだけいい成績を残したい。まず1勝をしたい」と話している。指導する五十嵐さんは「基本はしっかりとできているので、実戦をどんどん積みがんばってほしい。いま5年生なので来年も楽しみ」と見守っている。

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