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文化の祭典 始まる~舞鶴市総合文化祭

文化の祭典 始まる~舞鶴市総合文化祭

投稿日時:2019年10月11日(金)

 「芸術の秋」到来。毎年恒例の「舞鶴市総合文化祭」は6日、総合文化会館で開会式が行なわれ、市文化協会から7個人と団体として写団「北京都・写楽」が表彰を受けた。続く特別合同祭典では姉妹都市ナホトカよりロシア民謡楽団「シュダルーシカ」を特別ゲストに迎え、器楽演奏や舞踏が華やかに上演された。これから約2ヶ月間、市内各所で舞鶴市文化協会に属する様々な文化団体による展覧会や大会が開かれる。

【第51回書道展】

 舞鶴市総合文化祭の最初を飾る展覧会のひとつ「第51回書道展」が4日より3日間、西駅交流センターホールで開催され、6日には今年の受賞者の表彰式が行われた。今回は合計240点の応募があり、府知事賞、市長賞をはじめとする各賞9点と特選6点が選ばれた。受賞者が1人に重ならないよう、首席となる府知事賞については、続けて受賞できない代わりに2年間「特別展示」として入賞作品と一緒に掲示される仕組みをとっている。連盟会長の前田智穹さんは「いい作品が揃った。例年より高学年の入賞が増え児童の頑張りが目に見える」と評した。会場には児童生徒以外にも連盟会員の作品が展示され、それぞれ筆づかいに表れた個性に、来場者は深く見入っていた。
 今回の入賞者は次のとおり。▽府知事賞=髙岸征太郎(朝来小4年)▽市長賞=守屋結菜(与保呂小5年)▽府中丹広域振興局長賞=武野伶奈(西舞鶴高3年)▽市議会議長賞=宮前結夏(福知山高付属中3年)▽市教育長賞=松浦明希(三笠小2年)▽舞鶴商工会議所会頭賞=中西望(綾部高1年)▽舞鶴ユネスコ協会長賞=和泉しほり(朝来小6年)▽市文化協会長賞=坪井慧(青葉中2年)▽書道連盟理事長賞=山本真凛(栗田小3年)▽特別展示(前回・前々回府知事賞)=長田夏穂(日星高3年/平成30年)、小島二瑚(福知山高付属中1年/平成29年)

《10月の開催スケジュール》

●10/12

【催し】
第18回写団「北京都・写楽」写真展(舞鶴市総合文化祭)
 12日より14日、午前9時から午後6時(最終日は5時まで)。中総合会館4階ホールで。12人のメンバーが自分の得た感動を写真で表現した作品の展覧会。クラブの年間テーマ「風」や、各種コンテストでの入賞作品も展示。入場無料。[お問合せ] TEL:0773・64・5109 舞鶴市文化協会事務局。

【催し】
第3回フォトクラブ蒼空写真展(舞鶴市総合文化祭)
 12日より14日午前9時から午後5時。中公民館401会議室(中総合会館内)で。入場無料。[お問合せ] TEL:0773・64・5109 舞鶴市文化協会事務局。

【催し】
舞鶴演劇サークル谺[やまびこ]第9回定期公演(舞鶴市総合文化祭)
 (1)12日午後7時開演(6時半開場)。(2)13日午後1時開演(昼12時半開場)。総合文化会館小ホールで。演目=朗読劇「穴~キツネとネズミの物語~」(作:高平九、脚色:井篠泰志)、演劇「ゆずのアルバム」(作:山上祐輝、脚色:井篠泰志)〔上演時間・約1時間30分〕。入場無料。[お問合せ] TEL:0773・62・4764 舞鶴演劇サークル谺[やまびこ]・粕谷さん。

●10/14

【催し】
第19回ナツメロ歌謡祭(舞鶴市総合文化祭)
 14日午後1時半から5時(1時開場)。総合文化会館小ホールで。入場無料。[お問合せ]TEL:0773・64・0880 同館。

●10/18

【催し】
全日写連舞鶴支部写真展(舞鶴市総合文化祭)
 18日より20日午後9時から午後5時(最終日は4時まで)。総合文化会館展示室A・Bで。入場無料。[お問合せ] TEL:0773・64・0880 同館。

【催し】
第34回彩[さい]絵画会展(舞鶴市総合文化祭)
 18日より20日、午前9時半から午後5時半。総合文化会館小ホールで。同会関係者32人による絵画作品展。初出展する人からベテランの作品まで種別、内容、大きさなど多様な秀作多数を展示。入場無料。[お問合せ] TEL:0773・62・1221 同会・小坂さん。

【催し】
第47回水墨画緑峰会展(舞鶴市総合文化祭)
 18日より20日、午前9時半から午後5時(最終日は4時半まで)。西駅交流センター3階ホールで。技術向上の成果を地域の皆様に披露する同会会員による水墨画の作品展。楽しい墨絵体験コーナーあり(18日、19日午前10時から午後3時)。入場無料。[お問合せ] TEL:0773・63・0225 同会・今峰さん。

【催し】
第28回 柊展(舞鶴市総合文化祭)
 18日より20日午前9時から午後5時(初日は正午開場、最終日は午後4時半まで)。市政記念館ホール(赤れんがパーク2号棟)で。洋画グループ「柊」に所属する会員14人による作品展。1年間の活動の集大成となる油絵作品を展示。入場無料。[お問合せ] TEL:0773・66・1096 舞鶴赤れんがパーク。

●10/19

【催し】
芸能祭(舞鶴市総合文化祭)
 19、20の両日午後1時開演(昼12時半開場)。総合文化会館大ホールで。舞鶴市文化協会に所属する舞踊(日舞・洋舞・民舞)、邦楽・民謡・歌謡など2日にわたり全19団体が出演、芸を披露する舞鶴市総合文化祭のメーンイベント。出演=(19日)葉風会舞鶴支部/睦会/日本舞踊研究会豊舞会/藍の会/三味弘会/ナツメロ友の会/京香会/竹静会/上田流尺八道竹龍会/幸和の会/琴遊会(20日)スタジオプルミエール/神心流尚道館舞鶴総支部/北京都民踊協会/日本伝統民踊研究友の会/タヒチアンダンス オリオリ/若鶴会/民謡玉晴会/鶴の会/芳柳会/喜扇満の会。入場無料。[お問合せ] TEL:0773・64・5109 主催・舞鶴市文化協会事務局。

●10/20

【催し】
第67回吟道大会
 20日午前9時から午後5時。中総合会館4階ホールで。入場無料。[お問合せ] TEL:0773・64・5109 舞鶴市文化協会事務局。

●10/26

【催し】
第52回一照会書道展(舞鶴市総合文化祭)
 26、27の両日午前9時から午後5時。西駅交流センター3階ホールで。多田照風先生に指導を受けている会員による書の展覧会。また特別出展として、2021年大河ドラマ「青天を衝け」の主人公、日本資本主義の父といわれる渋沢栄一のほか、徳富蘇峰、東久世通禧、月照の作品も展示。入場無料。[お問合せ] TEL:0773・75・1356 同会・多田照風さん。

【催し】
未来につなぐ和の心~50周年記念 お茶といけ花の祭典(舞鶴市総合文化祭)
 26、27の両日午前10時から。総合文化会館東コミュニティーセンター全室で。▽お茶=午後3時半まで(27日は3時終了)▽いけ花=午後5時まで(27日は4時終了)。入場無料。[お問合せ] TEL:0773・64・0880 同館。

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