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心癒すふるさと百景 田主誠さんの版画展 200作品 10月5日まで 民話、三角形シリーズも 市へ全作寄贈【舞鶴】

心癒すふるさと百景 田主誠さんの版画展 200作品 10月5日まで 民話、三角形シリーズも 市へ全作寄贈【舞鶴】

投稿日時:2014年09月24日(水)

 舞鶴出身の版画家の田主誠さん(71)=茨木市=による舞鶴百景や民族博物誌などのシリーズ版画約200点の作品展が、北吸の赤れんがパーク3号棟(智恵蔵)で開かれている。心を癒すふるさとの風景、世界の民話や暮らし、エレガントな三角形を使った表現などが並ぶ。終了後には全作を前回に続いて舞鶴市へ寄贈する。会期は10月5日まで。舞鶴在住時に制作した作品で、旧ユーゴスラビアの国際版画展に入選。海上自衛官事務官から開設されたばかりの国立民族博物館職員に転進し、広報誌などに版画を掲載した。50歳で退職して独立後は、多くの新聞で連載を担当し個展などでも発表を続ける。舞鶴百景は自然や植物、祭り、市民の暮らしなどを取り上げた。ズワイガニのせり、城屋の揚松明、松尾寺などよく知られるものばかりでなく、旧北吸浄水場から眺めることができる港の見える丘、三浜地区のバス待合所など、懐かしい風景を再発見して光を当てた。舞鶴湾の波の形から着想した三角形を組み合わせた抽象的な作品も展示した。ショパン作曲の「蝶々」の音を絵にしたものや、人の誕生から青年期、老年期、死までの歩みを三角形だけで描いた。このほか小橋の民話「おおかみと塩売りばさぁ」などの民話シリーズ、各国の人と動物、植物などにまつわる風習や関わりを絵にした民族博物誌シリーズ、鳴門の渦潮などいい日本見つけたシリーズなど、多彩な世界が広がっている。田主さんは「舞鶴は雨が全てのものを浄化して、植物が活き活きとしており、雨上がりがすばらしい町。また小雨の風情がしみじみとした舞鶴人の気質をつくった。今後も新しい舞鶴百景を見つけて描いていきたい」と話している。入場無料。田主さんによる作品解説のギャラリートークが9月28日、10月5日の午後1時半~同3時、ステンシル版画を描くワークショップは9月27日午後2時半から。
【問い合わせ】電話66・1019、市文化振興課

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