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待ち望んだ夏の日<br>3年ぶりの「夜の市」風物詩に人波戻る<br>コロナ禍の影響バネに工夫と創造で再生の第一歩

待ち望んだ夏の日
3年ぶりの「夜の市」風物詩に人波戻る
コロナ禍の影響バネに工夫と創造で再生の第一歩

投稿日時:2022年07月05日(火)

歴史的に雨の少ない6月が終わり、当地にも本格的な夏が到来した。季節の風物詩を味わうこともなく過ぎていったこの2年。「3年ぶり」の言葉が躍る様々な場面で、市民が待ち望んだ「本来の夏」が幕を開けた。

 7月に入って初めての週末となった2日、東西商店街の恒例行事である「夜の市」が開催された。
 西地区では4団体ある商店街のうち、この日は「マナイ商店街」と「中央商店会」が各種イベントを開催。陽が落ちる前の早い時間帯から、小中高生や家族連れなど大勢の人波が商店街に押し寄せた。
 以前までの夜の市は、露店が軒を並べる夜祭の風情。最盛期の昭和50年代頃には、あまりの人ごみで身動きがとりにくいほどの活況を呈した。
 しかし近年は少子高齢化が進み、商環境も激変。夏の風物詩は次第にその輝きを失っていた。また、「露店が儲かるだけ」といった声も商店主の声も多く聞かれた一方で、「露店が出なければ客が来ない」と考える人もいた。
 そんな中で見舞われたコロナ禍。「今年こそは」との思いで開催にこぎつけた夜の市には、感染拡大にも配慮し露店は入れず、すべて商店主らの手による思い思いの店を出した。

 店舗前でキュウリの一本漬けなどを販売した飲食店店主の友成竜治さん(45)は、「コロナ前の時と同程度の商品を準備したが、正直に言えば不安だった。こんなに多くの人出があるとは思っていなかったのでうれしい。やはり皆さん待ち望んでいたんだと思う」と笑顔を弾けさせた。
 コロナ禍もあり、長らく人通りが乏しかった商店街。この日は、東地区でも「はまっこ夜の市」が開催され、多くの人出でにぎわった。東西どちらもキーワードとなったのは、「工夫」。様々な制限が設けられたことが、逆に前例にとらわれない「創造力」につながり新たな魅力が創出される結果となった。3年ぶりの開催が、夏の風物詩再生の序章となるか。今後、その真価が発揮されていくことを期待したい。
 今後の夜の市の予定は次の通り。
 《東地区はまっこ夜の市》【9日】=和太鼓(悳華クレインズ舞太鼓:18時半~/社堂奥和太鼓会:20時~)▽フラダンス(19時10分~)▽幼稚園絵画展▽飲食ブース(クレープ・ホルモンの串焼き・万願寺串カツ・肉じゃがコロッケなど)ほか【16日】=東高書道部・書道パフォーマンス(18時半~)▽ダンス(K?Aダンス教室SUGIRL:19時~)▽舞鶴防衛戦隊チヤッタマン(19時40分~)▽幼稚園絵画展▽各種飲食ブース【23日】 Battle Rock in夜の市(17時半~21時)▽ダンス(ICAダンススクール:18時半~19時)▽各種飲食ブース
 《西地区》【16日】マナイ商店街〔西市民プラザステージ〕=キッズダンス(K?Aダンス教室SUGIRL:16時~)▽バンド演奏(キウイヤ・エコブクロ・たかひロック・Revolution:17時~)▼〔西市民プラザ前〕=日星高看護科による血圧測定や風船プレゼントなど (13時~)▽串カツ万願寺販売(15時~)▽ちゃっタコス販売(18時~)▼中央商店会=和太鼓演奏・かき氷(18時~)

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