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地球温暖化問題やライフスタイル見直しへ 夏至、6月22日に全国で4900万部の号外【舞鶴】

地球温暖化問題やライフスタイル見直しへ 夏至、6月22日に全国で4900万部の号外【舞鶴】

投稿日時:2007年05月01日(火)

準備について話し合う市民ら

 今年の夏至の6月22日、地球温暖化の問題やライフスタイルを見直すことなどを伝える号外四千九百万部を、全国の市民が一斉に街頭や地域で配布する活動を計画している。その日に向け各地でネットワークづくりが進むが、舞鶴でも賛同する市民らが連携しようと、「楽しみながら自分のできることを」を合言葉に、5月9日に映画上映会などの企画をする。準備や配布の協力者を募って、5月16日には集いを開く。  元吉本興業のお笑い芸人、てんつくマン(本名・軌保〈のりやす〉博光、39歳)が発案者。中国での植林活動などの活動をする。関心を寄せる環境問題に対し、楽しみながら未来に希望を増やす方向で、1人でも多くの人に動くきっかけになればと、日本の世帯数に相当する4900万部の号外を配ることを思いついた。  「みんなでちょっと動けば変わる」をキーワードに、賛同する市民らが印刷費用づくりの募金やボランティアの確保などで協力。呼びかけ人には音楽家の坂本龍一さんらも名を連ねる。タブロイド判で8ページの号外には素敵な体験談などを掲載する。1日の号外部数としてはギネス記録。  配る夏至の日は、カフェが始めて、いまや全国的な取り組みになった「100万人のキャンドルナイト」があり、午後8時~同10時の間、電気を消してキャンドルの灯で、号外を読みながら未来に向けて考えてもらう。  全国で協力の輪が広がる中、てんつくマンの講演を聞いた倉谷の建築業、嵯峨根和世さんと友人らが、「これなら自分たちにもできる」と舞鶴で取り組もうと声を上げた。20代の若者や主婦、NPO職員ら約10人が賑やかに話し合う。  会合では府内の活動をまとめる京都市内の大学生、清野和彦さんが亀岡市などの取り組みも報告した。メンバーの山内茂樹さん=堂奥=は「楽しくやって仲間づくりをしたい」という。府北部で5万5000部の配布が目標。今後の予定はミクシィのサイトの「チームGOGOまいづる」にも載せ、ネット上からも発信する。  5月9日午後7時から南田辺の西総合会館で、ドキュメンタリー映画「107+1~天国はつくるもの~」の上映会を開催する。てんつくマンが総指揮・監督を務め、実際に諦めずに実践した話を記録し、3年間で5万人が鑑賞した。入場料500円。  協力者を募る集いを5月16日に開く。午後7時に上安久の文化公園体育館駐車場に集合する。関心のある人はだれでも参加できる。嵯峨根さんは「知人たちに声を掛けて広げていきたい」と話す。
【問い合わせ】電話75・2103、ドレメ。

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