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北陸新幹線 京都北部ルートの必要性

北陸新幹線 京都北部ルートの必要性

投稿日時:2016年06月17日(金)

 舞鶴市は東京都内で6月7日、「山陰縦貫・超高速鉄道整備推進市町村会議」の平成28年度総会の開催されたことを発表した。同会議は下関から大阪、北陸までを結ぶ「山陰縦貫・超高速鉄道」の整備促進を目指し平成25年6月5日に設立された。2府5県(山口県、島根県、鳥取県、兵庫県、大阪府、京都府、福井県)から50の市町村首長で構成され、京都府内では舞鶴市を含めた北部5市2町村が賛同し連携を取っている。顧問には高速鉄道研究の第一人者である京都大学大学院教授の中川大(なかがわ だい)氏、オブザーバーには同大学大学院教授兼内閣官房参与の藤井聡氏が就任している。今年度の事業計画として、同鉄道の建設着手および北陸新幹線の京都北部ルートの実現に向けた要望活動や総決起大会などを予定している。決議は、山陰新幹線の実現に有効とする京都北部ルートの誘致に取り組む「北陸新幹線京都府北部ルート誘致促進同盟会」(会長・多々見良三舞鶴市長)と連名で採択された。6月8日には「山陰新幹線を実現する国会議員の会」会長の石破茂地域創生担当大臣に要望書を提出。石破大臣は「北陸新幹線は、米原ルートは現実的でなく、交通網整備の遅れている山陰新幹線につないでいくためにも、京都府北部ルートしかないと思う。チャンスは今しかない。そもそも、日本海側に新幹線が無いのはおかしい。全てが東京では無い。高速道路は計画の130パーセント整備出来ている。一方、新幹線はまだ30パーセント程度と、これまで冷遇されてきた経緯がある。公共事業として、もっと国費を入れる法制度の確立と並行在来線も地域にあった制度とすべきと考える。議連として、単線で整備できないかといった技術的な検討も含めてしっかり取り組み、皆さんと一緒になって、頑張りたい」と述べた。

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