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初日に市内各所で行列 まいづる地域商品券販売開始

初日に市内各所で行列 まいづる地域商品券販売開始

投稿日時:2020年12月01日(火)

商品券を買い求める客が行列を作った(マナイ商店街)

 市内各所で11月28日、消費の喚起による地域経済の活性化を目指して、プレミアム付き商品券「まいづる地域商品券」の販売が始まった。商品券は1セット1万3000円(1000円券×13枚)を1万円で販売。一人で最大3セットを購入できる「お得感」の高い設定となっている。販売が始まった同日には、冷たい秋雨が降る天候にも関わらず、市内各所に設けられた販売所に大勢の市民が詰めかけた。西市民プラザに設置された販売所には、午前10時の販売開始を前にしてすでに多くの市民が行列を作り、一時は200人超える人たちが並んだ。購入できる商品券の内訳は、①飲食店のみで使用できる専用券5000円分②小売店・サービス店・飲食店での専用券5000円分③取り扱い全店で使用できる全店共通券3000円分。なお、②は「スーパー・ドラックストア・家電量販店・ホームセンターでは使用できない」としており、コロナ禍の影響をより受けている店舗での使用が促進できるよう制度設計されている。妻と二人で買いに来たという伊佐津在住の50代男性は、「随分並んだけど買えて良かった。しっかりと使って少しでも地域経済に貢献したい」と笑顔を見せた。母と一緒に並んだという引土在住の30代女性は、「コロナで収入が減って苦しい。地域経済もそうだが、消費者救済の観点からもとてもありがたい」と話していた。商品券は3億9000万円(3万セット)が発行され、12月27日まで販売される。※完売次第終了。販売場所は以下の通り。舞鶴市商工観光センター(午前10時~午後4時)▼【4日までは】舞鶴商工振興会(午前11時~午後5時)▼産直マート〔八島商店街〕(午前10時~午後4時)▼中舞鶴実業会館(午前11時~午後3時)でも購入可。12月5日以降は市商工観光センターのみでの販売となる。今回発行される商品券の有効期限は、2021年2月28日。地域経済の立て直しにどれほど寄与できるか。関係者らの熱視線が注がれている。

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