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児島食品 、カレーのレトルト食品2種開発 舞鶴の知名度アップと観光振興へ【舞鶴】

児島食品 、カレーのレトルト食品2種開発 舞鶴の知名度アップと観光振興へ【舞鶴】

投稿日時:2007年05月15日(火)

発売中のカレーを紹介する児島社長

 余部上の総合食品卸売商社「児島食品」(児島照夫社長)は、舞鶴の知名度アップと観光振興を図ろうと、「まいづる 昭和浪漫(ロマン)カレー」と「まいづる 赤煉瓦カレー」のレトルト食品2種を開発し、市内のスーパーや観光施設などで発売している。  同社は2004年には、まいづる肉じゃが祭り実行委員会と共同で、レトルトの「元祖 肉じゃが」を、また、ハクレイ酒造と協力し肉じゃがに合うお酒も商品化し販売した。それに続く土産物として、だれでも食べなれた母の味の定番のカレーに着目、1年かけ試食やパッケージの検討などをして開発した。  「昭和浪漫カレー」は昭和20~30年の懐かしいカレーの味を再現。当時はいまのようにソースではなく、醤油を調味料にして食べたことから、独自開発のカレー醤油を別袋にして、カレーに混ぜて食べる。パッケージもレトロ調の茶の間の絵と文字にした。裏面には引き揚げ港の舞鶴を紹介している。  「赤煉瓦カレー」はまいづる知恵蔵のオープンにちなみ、NPO法人赤煉瓦倶楽部舞鶴の協力で、デミグラソースをベースに香辛料を特別ブレンドした。箱の裏面には赤煉瓦倉庫群を紹介している。両方とも1箱は2食分(1袋200グラム入り)で680円。  児島社長は「調味料の開発に苦労しましたが、おかげさまでレトルトの味ではないと喜んでもらえ、注文がふえています。舞鶴のPRになれば」と話していた。赤れんが博物館、フクヤの全店舗、とれとれセンターなどで発売中。

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