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今田ひまわり会 朝市と仲間が元気の源! 水・土に 公民館横で16年【舞鶴】

今田ひまわり会 朝市と仲間が元気の源! 水・土に 公民館横で16年【舞鶴】

投稿日時:2012年09月18日(火)

今田ひまわり会 朝市と仲間が元気の源! 水・土に

今田公民館横の出荷場で毎週水曜日と土曜日に、70歳以上の女性たち8人で作る「今田ひまわり会」が、午前7時~同9時半に「ふれあい朝市」を開いている。会員たちは元気に楽しみながら1年間ほぼ休みなく続け、今年で16年目。自分の畑で作った新鮮な旬の野菜や花を、1人1人が持ち寄り販売している。収穫の多い野菜は、近くの池内小学校や舞鶴支援学校から給食用の注文も受け、生徒と一緒に給食を食べることもあり、手書きの感謝状ももらった。  同会は、地元で朝市を開きたい有志が集まり、平成8年に会員15人でスタートした。名前は、NHK朝の連続テレビ小説「ひまわり」から取った。現在の会員は当初から続けている8人で、最高齢は86歳。  可燃ごみの収集日の水曜日と土曜日に朝市を開く。公民館横にゴミを出しに来た人が買っていくのが大きな集客になっており、毎週顔を合わすため付き合いも深くなり、地域の交流の場にもなっている。また、池内幼稚園のバス乗り場もすぐ近くにあり、バスを待つ親たちも買い物に訪れる。  1年に2回、売り上げの1割を積み立てている会費で行う特別売り出しが、会員たちは1年の中で1番楽しみだという。盆前と年末に自分たちでチラシを作り、8人で手分けして今田地区にポスティングをしたり、知人に渡して来場を呼び掛ける。1束200円のお供えの花がメインのお盆前の売り出しには、道路にあふれるほど人が押し寄せるという。年末の売り出しでは、お客さんに1年の感謝を込めて、豚汁やぜんざいなどを振る舞っている。  会員たちは朝市の後、お茶とお菓子を囲んでみんなで話をする時間が1番楽しく、それがいつまでも元気でいられる秘訣。差し入れを持って話に参加しに来る常連のお客さんもいるという。出荷場を無料で借りているため、ささやかな感謝を込めて毎回、公民館のトイレの掃除も朝市後にずっと続けている。  同会会長の小河照子さん(78)は「私たちよりも、もっと若い世代の人たちにも会に入ってもらって、ずっと続けられたらうれしいです。15周年のお祝いの会は出来なかったので、20周年を目指してがんばりたい」と、笑顔いっぱいで話していた。

写真=感謝状とひまわり会のメンバー

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