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久田美の桜カ丘を戦前のような桜名所に 地元の有志60人が下草刈りに汗 【舞鶴のニュース】

久田美の桜カ丘を戦前のような桜名所に 地元の有志60人が下草刈りに汗 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2002年06月18日(火)

 舞鶴市久田美の岡田下小学校の裏山の桜カ丘を、戦前のような桜の名所にしようと取り組んでいる地元の有志60人が6月15日、植樹した桜を守るために下草刈りに汗を流した=写真。平成3年から植えた桜は195本にのぼる。少しずつ花が咲きだしたが、今後も長く桜カ丘を育てていくため、作業や資金援助を担うボランティア組織の立ち上げを計画している。
 戦前、同校の裏山は春は一面に桜の花が咲く名所として知られ、「桜カ丘」の名は校歌にも出てくる。小学生らは花の下を毎朝、山の頂上の忠魂碑まで歩くのが日課だった。戦後は山の手入れをする人もいなくなり桜は枯れ、いまは同校グラウンド前に当時の桜が残るのみとなった。
 戦前の様子を知るお年寄りらが中心になって、平成3年から府などから援助を受け、ソメイヨシノなどの植樹を本格的に始めた。年々植える一方、毎年6月と10月に下草刈り作業を続けてきた。その甲斐あって花が咲くようになった。
 しかし、山には笹などが生い茂り、桜の名所の復活には継続した作業が必要なことから、有志らが岡田下の久田美や志高など4地区の人たちにボランティア組織づくりを呼びかけた。154人から協力の申し入れがあった。組織は高齢者などの送迎をしている「ボランティア・桜カ丘」の「公園部」として、8月ごろの発足を計画している。
 この日、60人の地元のお年寄りらが鎌や草刈り機を手にして、足場の悪い斜面などで作業をした。呼びかけ人の1人の日置重雄さん(77)=久田美=は「多くの人が一面桜だった姿をもう一度見たいという思いで一致しました。何とか継続した取り組みをしていきたい」と話していた。

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